2007年9月の登場から約1年、iPod touchがアップデートされた。鏡面仕上げの背面は、iPhone 3Gのように丸みを帯びた形となった。そして、もちろんさまざまな新機能が追加されている。ひとつずつ見ていこう。
まずうれしいのが、スピーカーを内蔵したこと。これまでのiPod touchは、ちょっとYouTubeを楽しみたい、ゲームをしたい、といったときにいちいちイヤホンを装着しなくてはならないのが面倒だった。そのために小型スピーカーを購入した人も多いだろう。単なる音楽プレーヤーから動画ビューワー、ゲーム端末へと進化したiPod touchにスピーカーは必須だ。
サイドに音量調節ボタンを搭載したのもポイント。iPhoneには搭載されていたこのボタンが、第1世代iPod touchには付いていなかった。カバンの中、ポケットの中でも手探りでボリュームを調節できるのは非常に便利だ。
そして驚きなのが、Nike+を標準搭載したこと。Nike+のシューズとセンサーを購入すれば、iPod touchにアダプターを付けなくてもそのまま使用できる。従来のiPod nano用のNike+は、iPod nano本体に小型のアダプターが必要だったので、お気に入りのipodケースが使えない、という問題もあったが、2G iPod touchならその心配はない。