クレオは2008年9月8日、12日に発売するはがき・住所録ソフト新版の記者発表会を東京都内で開催した。イメージキャラクターのベッキーさんが自ら特徴を披露。土屋淳一社長が発売に向けた意気込みなどを語った。

 「筆まめVer.19」の価格は通常版が6380円、アップグレード・乗り換え専用が3680円。CD-ROM版とDVD-ROM版を用意し、旧版と同じ計60万本の販売を目指す。

 2007年のはがき作成ソフト市場は前年比90%と縮小傾向にある。一方で「年賀状発行枚数は下げ止まっており、郵便事業会社も販売促進活動を強化している」と土屋社長。デジタルカメラの写真を使って簡単に年賀状を作れる新機能で、利用者ニーズを掘り起こす考えだ。

「筆まめVer.19」のイメージキャラクターを務めるタレントのベッキーさん(画像クリックで拡大)

 筆まめVer.19は、少ない手順で簡単に年賀状を作成できるのが特徴だ。3枚のデジカメ写真を選ぶと、自動配置して年賀状に仕上げる「デジカメデザイナー」機能を新たに搭載した。レイアウト決定後に写真にレタッチを加えることもできる。同社のユーザー調査によると、はがき作成ソフトの購入時に、写真入り年賀状を簡単に作成できるかどうかを重視するユーザーが多いという。デジカメデザイナーはユーザーの要望を反映した機能だ。

 ペンタブレットを使った手書き文字の挿入に対応したほか、携帯電話で読み取ると、音声メッセージが聞けるQRコードを文面に張り付けられる機能も追加した。

 あらかじめ用意された文面デザインから好みのものを選び、イラストや写真、文字を入れ替えるだけで年賀状が作れる「特急デザイナー」機能は引き続き備える。

 土屋社長は、「新年の挨拶をメールで済ませる人が増え、年賀状を出さない人が増えている。ただ、きれいな年賀状を受け取ると心が和むもの。もっともっと手間のかからないソフト開発に力を入れていきたい」と語った。

新機能の「デジカメデザイナー」の画面(画像クリックで拡大)

クレオの代表取締役社長の土屋淳一氏(画像クリックで拡大)

 タレントのベッキーさんは、自分でデザインしたという桃色の着物姿で登場して注目を集めた。「年賀状を送る際は、もらった人がハッピーになれるように心がけている」とベッキー流の心得を披露。「もらった年賀状には、短くていいので手書きのメッセージが入っているとうれしい」と笑顔をふりまいた。

(文/三浦善弘=日経トレンディネット)