松下電器産業

LUMIX DMC-LX3

実売価格:6万4800円

発売日:2008年8月22日


このモデルの注目ポイント ライバル機種はズバリこれ!
・大型撮像素子ながら画素数を1010万画素に抑え、画質を追求
・画質にこだわった光学2.5倍ズームレンズ
・撮影アスペクト比を3種類に切り替えられる

 松下電器産業のLUMIX LXシリーズは、早くから16:9での撮影のおもしろさを提案してきたコンパクトモデルだ。シリーズの最新モデル「DMC-LX3」(以下、LX3)は、高画素化が進むコンパクトデジカメの中で、あえて画素数を1010万画素に抑えたり、レンズのズーム比を2.5倍とすることでレンズの描写性能を高くするなど、こだわりを持って作られた1台だ。

従来よりも操作性が向上、こだわりの機能も充実

 デザインは、これまでのLXシリーズの直線的なスタイルを継承していて、クラシックな銀塩カメラの雰囲気を持っているように見える。一般的なコンパクトデジカメでは完全に収納されてしまうレンズの鏡筒をあえて残しているあたりが、そんな雰囲気を強くしているのだろう。

レンズ一体型LUMIXの中では最上位となる、写真ファン向けの高級コンパクトモデル「LUMIX DMC-LX3」。これまでのシリーズで好評のクラシカルなデザインやアスペクト比変更などの機能を踏襲しつつ、画質を追求するためにレンズと撮像素子の設計にこだわったのがポイントだ

 この鏡筒の部分には、撮影アスペクト比の切り替えと、フォーカスの通常モードとマクロモード、マニュアルフォーカスの切り替えスイッチが付いている。マクロモードへの切り替えは、たいていのカメラだとボタン操作になっているため、慣れるまではちょっと戸惑うが、慣れればボタンよりも直感的に操作できるので使いやすいと感じた。

 シャッタースピードや絞り、露出補正といった操作は、十字状に配置された4方向ボタンではなく、その上にあるジョイスティックで行うようになっている。このボタンを押すと、ISO感度やAFモードなどを簡単に変更できるクイックメニューが現れる。MENUボタンを押してからだとアイコンしか表示されず、しかもそれぞれの意味がよく分からないAFモードの切り替えも、クイックメニューからならば名称も一緒に表示されるので、若干分かりやすく感じる。

 また、LX2ではレビューボタン(最後に撮影した画像が再生される)だったのが「Fnボタン」に変わり、フィルムモードやホワイトバランス変更など7種類の機能の中から、自分が使いたいものを任意に設定できるようになった。

DMC-LX3(左)を、旧モデルとなるDMC-LX2(右)と比べてみた。DMC-LX3では、新たにホットシューが備わり、ストロボや光学ファインダー(別売)が装着できるようになった。本体は、幅が3mm、高さが3.7mmほど増しただけだが、LX2と比べるとひとまわり大きく感じる。液晶モニターは、LX2が16:9比率の2.8型だったのに対し、LX3では3:2比率の3型になった