さまざまなアイデアでパソコンソフトのコモディティ化を進めているソースネクストが、今度はUSBメモリーを記録メディアに使った画期的なパッケージソフトを販売!(画像クリックで拡大)

 ソースネクストは2008年08月27日、プログラムなどのデータをUSBメモリーに記録したパッケージソフト「Uメモ」シリーズを9月5日から発売すると発表した。すでにCD-ROMやDVD-ROM版で発売済みの7製品を先行で発売し、年内に30製品前後に拡充するという。価格は、CD-ROMやDVD-ROM版と同一に設定する。

 現在、パッケージソフトはCD-ROMやDVD-ROMで供給されているが、このUメモでは媒体にUSBメモリーを利用することにより、光学ドライブを持たないサブノートやミニノートなどのユーザーでも、別途ドライブを用意しなくてもインストールできるようにしたのが特徴。

 また、CD-ROMやDVD-ROMと比べ、メディアの認識やインストールに必要な時間を短縮できるのもメリットだ。

 

ソースネクストの松田憲幸社長は、「すべてのパソコンですぐ使える」「アクセスが速くて静か」「USBメモリーとしても使える」など、パソコンソフトをUSBメモリーで供給することのメリットを強調した。右は、販売店での展示例で、手のひらサイズのパッケージはレジにて商品と交換するためのダミー品だ(画像クリックで拡大)

発表会では、同じソフトウエアをインストールする際の所要時間比較も行われた。「ホームページZERO」の場合、USBメモリー版の方がインストールにかかる時間が約40%も短くて済むという(画像クリックで拡大)

 UメモのUSBメモリーは容量が1Gバイトで、ソフトウエアのインストールに必要なプログラム以外の空き容量はユーザーが自由に利用できる(筆王ZEROの場合、空き容量は約488Mバイト)。もし、誤って必要なプログラムを削除したりUSBメモリーをフォーマットしてしまった場合でも、ソースネクストのWebサイトからプログラムをダウンロードできるので安心だ(ダウンロードにはユーザー登録が必須)。

 Uメモは、CD-ROMやDVD-ROM版と併売していくが、松田社長によると、Uメモシリーズの売れ行きなどの動向を見ながら、将来的にCD-ROMやDVD-ROM版を廃止する可能性もあるとコメントした。

実際の製品では、このようなUSBメモリーが使われる。容量は1Gバイト。一般的なUSBメモリーと使い方は変わらず、パソコンのUSB端子に差し込むだけでよい(画像クリックで拡大)

高価なUSBメモリーを使いながら、CD-ROMやDVD-ROM版と同じ価格に据え置いているのに驚かされる(画像クリックで拡大)

9月5日に第一弾となる7製品を発売したあとも、既存のパッケージソフトを順次「Uメモ」シリーズ化していくという。将来的には、Uメモ版のみをリリースし、CD-ROMやDVD-ROM版を廃止する可能性もあるとした(画像クリックで拡大)

(文/磯 修=日経トレンディネット)