「見て、乗って、夢が拡がるZoom-Zoom Tall(ズームズームトール)」がコンセプト。広くて扱いやすくクリーンな室内空間、個性的なスタイリング、乗員に安心感と楽しさを与える走行性能などをキーポイントとして掲げる(画像クリックで拡大)

 マツダ「ビアンテ」のメインターゲットは、「小学生以下の子どもがいる20代から40代の家族層」という。ビアンテが属する2Lクラスのトールタイプミニバンは、国内の普通乗用車市場で約3割を占める激戦区。全高が1800mm前後で、室内で着替えができたり、腰をかがめれば歩き回れるなどの使いやすさがファミリー層に受けている。

 このクラスのミニバンは、人気があるだけにライバルも多い。日産「セレナ」(2L、2008年1~6月販売数:4万2824台)を筆頭に、トヨタ「ヴォクシー」(2L、同:3万9299台)と兄弟車の「ノア」(同:3万3296台)、ホンダ「ステップワゴン」(2L/2.4L、8人乗り、同:2万7291台)と、月販平均4500~7000台前後の強豪がひしめく激戦区だ。

全長4715×全幅1770×全高1835mm(FF)でホイールベースは2850mm、最小回転半径は5.4m。車両本体価格は219万9000円~268万9000円。2Lには4WDモデルの設定があり、FFより28万9000円高(画像クリックで拡大)

切れ長のヘッドライトからAピラーの三角窓に至るラインは、他車にはない独自のデザインアプローチ。ビアンテの存在感を強く印象づける(画像クリックで拡大)