6月14日、渋谷、新宿、池袋の三大副都心を縦断する副都心線が開通した。東京最後の地下鉄とも言われるこの新路線を真っ先に利用しようと、開通日には各駅に大勢の人が集まり、お祭りのような賑わいだった。しかし、今回の開通で直接恩恵を受けない人にとっては、副都心線がいかに便利なのか、あまり実感がわかないかもしれない。

 まずは、基本的な情報をおさらいしよう。

 副都心線は東京メトロの9番目の路線。和光市―渋谷駅間を16の駅で結び、池袋、新宿、渋谷の3大副都心を縦断する。和光市―池袋間はすでに運行している有楽町線と有楽町新線の路線を利用。池袋―渋谷間の雑司が谷、西早稲田、東新宿、新宿三丁目、北参道、明治神宮前の7駅が新設された。

 池袋―渋谷の所要時間が各駅でJR山手線とほぼ同じ16分。東京メトロの地下区間初の急行利用で、埼京線と同じ11分程度だ。急行は1時間に3~4本。だいたい3本に1本が急行という割合だ。ちなみに、行き先は上りだと渋谷行のみ。下りだと和光市行、森林公園行、川越市行、志木行、飯能行、小手指行、清瀬行、池袋行がある。

渋谷駅にて撮影(画像クリックで拡大)