東京・恵比寿にある「点滴専門スペース」がビジネスマンの注目を集めている。手軽に点滴が受けられ、時間もわずか10分だという。

 東京・恵比寿の恵比寿ガーデンプレイスクリニックでは以前からビタミン注射のニーズは高かったが、一般診療と同じ窓口での受付だったので、「残業前にちょっとエネルギーチャージ」というときには、待ち時間に不便を感じる利用者が多かったという。そこで、予約や待ち時間なしで気軽に点滴を受けられる専門スペース「TENTEKI 10(てんてき・てん)」をクリニック内に開設。4月のオープン以来リピーターも増え、利用者も20代から60代まで幅広い。

体調や目的に合わせて選べる9つのオプションメニュー

 まずは、受付。保険適用外の自費診療となるので、保険証は不要だ。既往症やアレルギーなどの質問に答える問診表に記入し、メニューを選ぶ。メニューの基本は、ビタミンCやB群が含まれた総合ビタミン点滴「ベーシックパック」(2000円)。これに、9つのオプションメニュー(2500円~3500円)を組み合わせることもできる。男性には疲労回復や眼精疲労、睡眠不足などに最適なトコフェロール、Lアスコルビン酸が主な成分の「ブルーパック」(3000円)、女性には、しみ、そばかす、くすみなどを軽減する「ホワイトパック」(3000円)の人気が高い。体調などにより、オプションメニューをいくつか組み合わせてオリジナルメニューを作ることも可能だ。

 今回選んだのはベーシックパック(2000円)と、ビオチン、アスコルビン酸、フラビンアデニンジヌクレオチド、リン酸ピリドキサールが主成分で、肌荒れや乾燥肌、しみやニキビに効果があるというオプションの「ピンクパック」(3500円)の組み合わせ。合計で5500円となる。初診の場合は問診表に基づいて医師の問診を受ける。ここで、オプションを変更することも可能だ。もし、明らかな異常が見取られれば、隣接する一般外来で保険診療をアドバイスされることもあるという。問診が終わればいよいよ点滴へ。

まずは受付にて問診表に記入。予約なしでOK。待ち時間もほとんどない(画像クリックで拡大)

受付スペースには、オプションメニューの内容が詳しく記されたカードが設置されている。このカードを選んで受付に渡してもよい(画像クリックで拡大)