望遠からマクロ撮影まで1台で対応できるカメラ

31~465mm相当の光学15倍カール ツァイス「バリオ・テッサー」レンズを採用。開放絞り値はF2.7~F4.5、最短撮影距離は1cmとなる。別売でワイドコンバージョンレンズ「VCL-DH0774」(実売価格:1万5000円)と、テレコンバージョンレンズ「VCL-DH1774」(実売価格:1万6000円)を用意する(画像クリックで拡大)

 レンズは、35mm判換算で31~465mm相当の光学15倍カール ツァイス「バリオ・テッサー」レンズを採用している。望遠側で撮影することにより、コンパクトデジカメでも背景をキレイにぼかすことができるのがうれしい。フレアやゴーストに強く、太陽を直接画角に入れた構図でも問題なくきれいに描写してくれる。解像感が高く、高倍率ズーム機にしてはコントラストも高い。広角側では周辺光量落ちが見られるが、気になるほどのものではないだろう。マクロモードでは、広角側で被写体に1cmまで近づいて撮影できるため、望遠からマクロ撮影までこのカメラ1台でほとんど足りてしまう。もし、広角側が足りない場合は、別売だが専用のワイドコンバージョンレンズ「VCL-DH0774」(実売価格:1万5000円)を使ってみてもいいだろう。これを使用すれば、35mm判換算で24mm相当の画角を得ることができる。

 高倍率ズーム機にしては速いAFで、ストレスなく撮影できる。マクロ撮影時にAFが迷うことがあったが全体的には優秀だ。また、AFエリアを自由に選べるのは便利。MFも使いやすく、ピント拡大機能を使用すれば、ピントあわせに困ることはないだろう。

MFを使用するとAFでピントが思い通りに合わない場合などにとても役立つ。ピント拡大モード(右)を使用すれば精密なピント合わせも可能だ(画像クリックで拡大)