迷うことのない操作性だが、マニュアル撮影の設定には手間が掛かる

基本的に初心者でも迷うことのない操作性だが、マニュアル撮影などの操作には慣れが必要。ホイールダイヤルを使った複数の設定項目の変更には手間が掛かる。グリップは手に馴染み握りやすい(画像クリックで拡大)

 オートやシーンモードなどを使って撮影する場合は、初心者でもほとんど迷うことなく設定できる操作性を持つ。しかし、マニュアルや絞り優先、シャッター速度優先などの撮影モードでは、操作性に慣れるまでに少し戸惑うことがあった。背面にあるホイールダイヤルの使い勝手はよく、クルクルと回すだけで簡単に数値を変更できるのだが、複数の設定を変更するには意外と手間がかかる。具体的には「ホイールダイヤルで設定項目を変更→決定ボタン→ホイールダイヤルで数値変更→決定ボタン→ホイールダイヤルで設定項目を変更」を繰り返さなければならないため、急いで設定を変更することが難しいのだ。また、決定ボタンが少し小さく、押しにくい印象を受けた。

 ズームレバーの反応は上々。しかし、反応が良すぎるため、撮影中に少し触れただけでも動いてしまうことがあった。右手親指の位置ではなく、人さし指で操作できるシャッターボタン周りにズームレバーを配置してくれれば便利だと感じた。頻繁に使用するマクロボタンやセルフタイマーは、十字ボタンに割り当ててあるので使いやすい。

 グリップは手によくなじむ形状だ。ローアングルで撮影する場合でも持ちやすい。上下可動式の液晶モニターは使いやすくとても好印象。ローアングルからハイアングルの横位置写真を撮るにはとても重宝した。

中央に決定ボタンを配したホイールダイヤル。決定ボタンが少し小さく押しにくく感じた(画像クリックで拡大)

初心者用に「かんたん撮影」モードを用意。変更できる項目を画像サイズ、フラッシュ、セルフタイマーのみに制限するほか、メニューを大きな文字で表示してくれる(画像クリックで拡大)