「バーゼルフェア」に続き、4月7日から開催されているのが「ジュネーブサロン」だ。バーゼルフェアに引き続き、「ベスト新宿本店」「ISHIDA青山表参道」石田憲孝社長が、注目商品をレポートする。

 モンブランのペンは私のライフワークの友とも言える存在です。間違いなく、私の人生を変えた一本(ブランド)でもあります。モンブランとの出会いで、書くということが、ただ字で情報を伝えるだけではなく、人の心を動かすものだと理解させてくれたのです。詳しくは私の個人ブログでご覧いただくとして、モンブランを使ったときの感触と書き味は、コンピューターの時代に、どうして書くことが大切なのかを分からせてくれ、、また、字はアート感覚で絵を描くように書くものだ、ということを感じさせてくれたのです。それまでペンと言えば、100円くらいのものがたくさんポケットにあって(なぜか集まってくる)、ビニール傘のような天下のまわりもののように思っていました。

 しかし今では万年筆でサインをしますし、モンブランなど愛用のボールペンがないと、メモすら取る気が起こりません。確かに高いペンですが、それは書くだけではなく、さらに上のランクへと自分を高揚させてくれる大事なツールなのです。

 モンブランにはそんなコレクションとして、ペン以外にもカフスや革小物、そして時計があります。ただモンブランにとって、時計は今まで、どうしても添え物的な存在で、3年前に発売された「タイムウォーカー」シリーズ以来、これと言ったヒットがありませんでした。

 そんな中、2008年度、このバーゼル&ジュネーブで発表された時計の中でも、トップ5に入るだろうコレクションがモンブランから発表されたのです。

 タイムウォーカーのような近未来的なものではなく、クラッシックにこだわり、かつ、魅力的なムーブメントとデザインで魅せてくれます。それが「スター ニコラ リューセック」です。