葉の上で休んでいた蝶を撮影。ピントのきている部分は毛まで鮮明に写している。マクロモードを使用したのでかなり近くまで接近して撮影できた(●撮影モード:プログラムAE●シャッター速度:1/30秒●絞り:F2.8●ISO感度:100●露出補正:+0.7●焦点距離:25mm相当)(画像クリックで拡大)

広角端で蝶のいるドームを撮影。さすが広角25mm相当のレンズだ。ドームの広さを表現できている。ゆがみも少なく、色味の再現も忠実だ(●撮影モード:風景●シャッター速度:1/80秒●絞り:F2.8●ISO感度:100●露出補正:+0.3●焦点距離:25mm相当)(画像クリックで拡大)

花に止まっている蝶を撮影。「タッチ動体追尾AF/AE」は、構図を変えてもピントと露出を被写体に合わせ続けてくれるので、こういった虫の撮影にはとても重宝する。画像を等倍で見ても蝶にピントがきているのが分かる。広角端で撮影しているので画面の端が少し流れているが、問題はないだろう(●撮影モード:プログラムAE●シャッター速度:1/125秒●絞り:F2.8●ISO感度:200●露出補正:+0.3●焦点距離:25mm相当)(画像クリックで拡大)

タングステン光で釣り具を撮影。三脚を使っても「タッチ動体追尾AF/AE」のおかげで、構図を変えることなく自由にピント合わせができた。ピント精度が高いので安心だ(●撮影モード:マニュアル●シャッター速度:1/30秒●絞り:F4.0●ISO感度:100●焦点距離:39mm相当)(画像クリックで拡大)

夜景モードで夜の港を撮影。画面中心にゴーストが出ているものの、全体的にとてもシャープ。広角端で撮影しているが、ゆがみはほとんど気にならない(●撮影モード:夜景●シャッター速度:1.6秒●絞り:F2.8●ISO感度:100●露出補正:-0.3●焦点距離:25mm相当)(画像クリックで拡大)

望遠端で港にある街灯を撮影。街灯の光の感じはやわらかく、イメージ通りに雨の港を表現できた。解像感に問題はなく、擬色は出てないようだ。強い光源があるにもかかわらず露出が安定している(●撮影モード:夜景●シャッター速度:1.3秒●絞り:F5.9●ISO感度:100●露出補正:-0.3●焦点距離:125mm相当)(画像クリックで拡大)

夜景モードを使用して撮影。6秒の長秒露光だが長秒ノイズはほとんど目立たない。街灯の強い光が当たっているが、フレアやゴーストはみあたらない。解像感も十分あるといえる(●撮影モード:夜景●シャッター速度:6秒●絞り:F5.5●ISO感度:100●露出補正:+1.7●焦点距離:86mm相当)(画像クリックで拡大)

タングステン光でブーケを撮影。全体的に解像感があり、とてもシャープでナチュラルな色味だ。AFの精度も高くピントもバッチリ(●撮影モード:マニュアル●シャッター速度:1/25秒●絞り:F4.5●ISO感度:100●焦点距離:56mm相当)(画像クリックで拡大)

■「LUMIX DMC-FX500」のココが○、ココが×!
ポイント 評価 コメント
画質 LUMIXらしいキレイな絵作りで、画像はとてもシャープで解像感がある。発色は見た目に近い自然な印象。低感度ではノイズは少なくクリーンなイメージ、ISO400までは十分常用できる。ISO800では解像感は若干失われるが、カラーノイズは少なめ。状況に応じては十分使えるレベルだろう。それ以上のISO感度は、使用する被写体によって選択したい。
デザイン とてもシンプルなデザインだが、ボディーの質感には高級感がある。また、モードダイヤルが無くなったため、DMC-FX35に比べシャープな印象に。スリムボディーに光学5倍のレンズを搭載している点は評価したい。
操作性 タッチパネルなので初心者でも直感的に操作でき使いやすい。「タッチ動体追尾AF/AE」は便利で、三脚使用時に構図を変えてもAFロックなどすることなく撮影できる。昆虫や花などの撮影にはとても重宝するだろう。ほとんどの操作はタッチパネルで行うが、背面ボタンにマクロなど頻繁に使用する機能を割り当ててあるのはありがたい。一方、タッチパネルとボタン操作のすみ分けがやや分かりづらい点も否定できない。
コスト
パフォーマンス
25mm相当から始まる光学5倍のズームレンズや、3型のタッチパネルの液晶モニターを搭載。さらに、マニュアル露出、絞り優先AE、シャッター速度優先AEなど、ある程度ハイエンドな機種にしか搭載していないモードを採用している。加えて、最新の機能である「タッチ動体追尾AF/AE」を搭載していることを考えれば、十分お得なカメラといえる。

(文、作例/上田晃司)