ストレスのないタッチ感、操作系はやや統一感に欠ける

モードダイヤルが無くなり、撮影モード切り替えはボタンとタッチパネルの組み合わせに変わった。タッチパネルの操作感は軽快でストレスはない。メニューボタンから入る設定画面はタッチパネルではなく、十字ボタンでの操作となる(画像クリックで拡大)

 気になるタッチパネルの操作感だが、反応速度は敏速でストレスは感じない。ただし、タッチパネルの採用により、従来のFXシリーズと比べ、操作方法にいくつか変化があった。その一つとして、従来までモードダイヤルで操作していた撮影モードの切り替えを、タッチパネル操作に変更したことが挙げられる。「モードボタン」を押して設定画面を表示した後、モニターに触れて撮影モードを選ぶだけの簡単操作になっている。タッチパネルになり一番操作が楽になったのが、このシーンモードの選択だろう。DMC-FX35でシーンモードを選ぶ際には、モードダイヤルでシーンモードに切り替えてから、十字キーを何度か押して自分の使いたいモードを選択する必要があった。しかしDMC-FX500では、シーンモード選択画面上で、使いたいシーンモードアイコンにタッチするだけと素早く変更できるようになっている。

モードボタンを押すと表示される撮影モード切り替え画面。目的のモードに触れて切り替える(画像クリックで拡大)

シーンモード表示画面。目的のシーンモードに触れるだけで選べるため、十字ボタンを何度も押して選ぶ必要がない(画像クリックで拡大)

 マニュアル露出、絞り優先AE、シャッター速度優先AEなどで、絞りやシャッタースピードを変更する場合もタッチパネル上で行う。マニュアル露出を選択すると、液晶の右側と下側にスライドバーが表示され、右側のバーで絞りを、下のバーでシャッター速度を変更できる。絞り優先AEやシャッター速度優先AEの場合は、それぞれ変更できる機能が下のバーに割り振られ、右側のスライドバーは露出補整調整バーとなる。設定の変更は指先でできなくはないが、付属のタッチペンを使用して設定した方がより簡単だ。

●マニュアル露出モード

マニュアル露出モードでは、右側のバーで絞りを、下側のバーでシャッター速度を調整する。バーに触れて動かすだけの簡単操作だ(画像クリックで拡大)

●絞り優先AEモード

絞り優先AEモードでは、下側のバーで絞りを調整する。右側のバーは露出補正用となる(画像クリックで拡大)

 気になったのが、ボタン操作とタッチパネル操作のすみ分けだ。例えば、プログラムモードでの露出補整は、DMC-FX35のように十字ボタンの上ボタンで設定するのでタッチパネルは使用しない。しかし、絞り優先AEとシャッター速度優先AE時には、ボタン操作に加え、タッチパネル上でも露出を補正できた。なお、マニュアル露出時の十字ボタンの上は、露出ブラケットとして機能する。特別使いにくいわけではないが、もう少し、タッチパネルと各種操作のすみ分けをきっちりしてほしい。