ボディーの上部には、ライブビューと光学ファインダーを切り替えるための大きなスライドスイッチが付けられていて、メニューなどに入ることなくすぐ切り替えられるように配慮されている。

ライブビュー機能を搭載しない兄弟モデル「α200」(左)と並べてみた。基本的には区別するのが難しいほど似ているが、グリップの形状が違うのが見て取れる。背面のボタン類は、数やレイアウトこそα200と同じだが、α350は液晶モニターを可動式にしたことで、配置が若干窮屈になっているのが分かる

 ペンタ部にライブビューのための仕組みが入っていることもあってか、ファインダーはちょっと見にくい。明るさやピントの山のつかみやすさは、コニカミノルタ時代から受け継ぐ高い品質を保っているのだが、像の大きさが最近のデジタル一眼レフとしてはかなり小さいのだ。

 像の大きさを表すファインダー倍率は0.74倍で、同じ時期に発売したα200(0.83倍)や、上位機種のα700(0.9倍)と比べると、数字の上でもかなり小さいのが分かると思う。視野率(ファインダーを覗いて見える範囲と、実際に撮影される範囲の差を示す数字)は95%と公表されているが、撮影していて視野率の低さをあまり意識させられなかったのが不思議だった。

 ライブビュー用のイメージセンサーは、露出を決定するのにも使われている。画面を1200のエリアに分割して測光し、適正な露出を導き出しているという。α200と同時に撮り比べていないので正確なことはいえないが、α200ではアンダー目の露出になりがちだった部分が改善されたように感じられた。