キットレンズ、パンケーキレンズともに好印象

前面の写真は「ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6」を装着したE-420。このレンズは「OLYMPUS E-420 レンズキット」に付属する。レンズキットの店頭実売価格はボディー単体より1万円高い6万9800円。レンズ単体では2万6000円程度となる。液晶モニターは大型化するとともに、種類も変更。「ハイパークリスタル液晶」から、低反射コーティングが施された「ハイパークリスタルII液晶」に向上した(画像クリックで拡大)

 今回、撮影に使用したレンズは、レンズキットに付属する「ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6」と、E-420のコンパクトボディーにぴったりな薄型パンケーキレンズ「ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8」の2本。

 ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6は、E-420に装着すると、35mm判換算で28~84mm相当をカバーするレンズとなる。コンパクトで安価な付属レンズにしては描写力があり、レンズのゆがみが少ないのでとても好印象だ。最短撮影距離も25cmなので、望遠側を使えば被写体にかなり寄って撮影できる。円形絞りを採用しているので、ボケがキレイだ。

 パンケーキ型のZUIKO DIGITAL 25mm F2.8は、35mm判換算で50mmの単焦点レンズ。全長23.5mmと薄いため、小型軽量な本機にとてもよく似合う。レンズサイズは、だいたいフロントレンズキャップと、リアレンズキャップを合わせた位の大きさなので、付けていても全く気にならない。ボディーキャップの代わりに付けっぱなしにしても問題ないだろう。解像力があり、開放でのボケは非常に美しい。逆光に強くフレアやゴーストは気にならない。マニュアルでのフォーカス操作は、ある程度リングに重さがあり操作しやすかった。最短撮影距離が短く、50mm相当の標準単焦点レンズながら被写体に20cmまで寄れるのは正直ありがたい。ただ、レンズキャップがスクリュー式で、フィルター穴にねじ込むタイプなので、取り外しに時間が掛かってしまうのは残念だ。ちなみに、レンズキャプがとても薄く小さいので、紛失には気をつけよう。なお、付属レンズのZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6と、このパンケーキレンズは、ハイスピードイメージャAFに対応している。

 液晶モニターは、従来の2.5型から2.7型にサイズアップ。画素数は23万ドットのままだが、前機種よりも見やすくなったように感じる。液晶モニターの種類も、「ハイパークリスタル液晶」から、低反射コーティングが施された「ハイパークリスタルII液晶」に向上。外での視認性も高く見やすくなった。ライブビューを使用するに当たって、重要な要素になってくる液晶モニターの視野角が広く、ハイアングル、ローアングルともに見やすいので問題は感じなかった。