ライブビュー機能が大きく進化

 冒頭でも少し触れたが、本機はライブビュー時のAFにコントラスト検出方式を採用した「ハイスピードイメージャAF」を同社で初めて搭載している。位相差検出方式を採用していた従来のライブビューでは、AF駆動時にミラーが下がり画面が真っ暗になってしまうため、シャッターチャンスを逃しやすかった。しかし、コントラスト検出方式はミラーをアップしたままAFを駆動できるため、コンパクトデジカメと同じように撮影できるのだ。ただし、現在のところハイスピードイメージャAFは、すべてのフォーサーズレンズには対応していないので注意が必要。対応レンズは、同社のホームページ上で確認できる。ファームアップなどで対応できるレンズもあるようなので、今後のファームアップに期待したいところだ。

 ライブビュー機能の進化は、ハイスピードイメージャAFだけにとどまらない。新たに最大で8人までの顔を検出できる「顔検出AE/AF」を搭載。ライブビュー撮影時に限られるが、便利な機能だ。さらに、同機能を活用した「フェイス&バックコントロール」も見逃せない。逆光時に暗くなってしまった顔などを、背景が白飛びしないよう明るく補正してくれる。また、E-420には、E-3で初めて搭載された「シャドー・アジャストメント・テクノロジー」を採用。階調設定で「オート」を選ぶことで設定でき、白飛びや黒つぶれを抑えた写真が得られる。ライブビュー中に、液晶モニター上で補正効果を確認できるのはうれしい。

「全押しAF」は位相差AFのみ。「ハイブリッドAF」はコントラストAFと位相差AFを組み合わせて撮影する方法。「イメージャAF」はコントラストAFのみで、軽快に撮影できるものの、対応レンズが限られる(画像クリックで拡大)

階調は「オート」「標準」「ハイキー」「ローキー」から選べる。「オート」を選べば、「シャドー・アジャストメント・テクノロジー」が作動し、白飛びや黒つぶれを抑えられる(画像クリックで拡大)

 撮影イメージを事前に確認できる「パーフェクトショットプレビュー」にも言及しておきたい。これは、撮影前にホワイトバランスや露出補正量が異なる4つの画像を、液晶モニター上に表示してくれる機能だ。撮影前に各設定を自分のイメージに合わせて調整できるので重宝する。

撮影前にホワイトバランスや露出補正の効果が分かる「パーフェクトショットプレビュー」(画像クリックで拡大)