auユーザーの期待を集めながらも、なかなか発売されなかったauの新共通プラットフォーム「KCP+」採用モデル3機種。ようやく2月に発売された3端末のうち、ここでは有機ELディスプレイに加え、Bluetoothの搭載でワイヤレスで音楽が楽しめる、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの「W54S」を写真を中心にレビューする。

 なお、ここで紹介するのは発売前の端末を元にした内容に基づくものであり、現在発売中の端末とは変化している部分もあるのであらかじめご了承いただきたい。

高機能ぶりを感じさせない、落ち着きのあるデザイン

 W54Sのボディーは、ワンセグケータイとしては珍しい、スタンダードな折り畳み式となっている。同じKCP+を採用しており、外観が非常に似ているW56Tが「エビ反り」というユニークなリバーシブルスタイルを採用しているのとは対照的と言えるだろう。

 ディスプレイが回転しないため、横画面でのワンセグ視聴が行いづらいという弱点はあるものの、デザインは光沢感のあるパネルやフレームを採用しており、ソニー・エリクソン端末らしい、落ち着いた印象を与えている。

 背面ディスプレイは備えていないが、フロントパネルにLEDによるイルミネーションが浮き出すようになっており、これによって端末の状態や、時間などを確認することができる。LEDは7×7で、サイズ的に見てもW56Tとほぼ同じと言っていいだろう。

 ちなみに内蔵メモリーは約800MBで、microSDカードにも対応している。本機の大きな特徴である「音楽」を楽しむ上でも、十分な容量を備えていると言えるだろう。

W54Sの正面部。W56Tと似通っているが、こちらの方がシックな雰囲気を醸し出している(画像クリックで拡大)

背面部には、3.2メガピクセルのカメラとFelicaを装備(画像クリックで拡大)

側面部分。左側にはmicroSDカード、右側には各種キー類とワンセグ用のアンテナを配置(画像クリックで拡大)