ペンタックスブランドのデジタルカメラを手がけるリコーイメージングが、フルサイズのデジタル一眼レフカメラを2015年中に投入することを発表した。キヤノンやニコン、ソニーが相次いでフルサイズのデジタル一眼レフカメラを製品化するなか、リコーイメージングはAPS-C機のみの展開にとどまっており、ペンタックスの一眼レフカメラを使い続けてきたファンからフルサイズ機の登場を望む声が挙がっていた。

リコーイメージングが開発を表明したフルサイズのデジタル一眼レフカメラ。同社の「K-3」などで評価を得ている角張った重厚なデザインを採用する。外観は変更する可能性がある
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 製品名は明らかにされず、詳細なスペックは不明ながらも、既存モデルと同じKマウントを継承する。APS-C一眼レフ専用のDAレンズも装着できるという(撮影した写真はAPS-C相当にクロップされる)。開発中モデルの写真を見る限り、高性能デジタル一眼レフ「K-3」に似たフォルムを採用するとみられる。

 12日から始まるカメラ機器の展示会「CP+2015」のリコーイメージングブースでは、この開発中モデルを展示する。

 合わせて、高性能望遠ズームレンズ「HD PENTAX-D FA★ 70-200mm F2.8ED DC AW」と「HD PENTAX-D FA 150-450mm F4.5-5.6ED DC AW」も発表した。いずれも、防塵防滴仕様のフルサイズ対応レンズで、描写性能の高さを追求する。希望小売価格は、前者が30万円、後者が32万円。発売日は未定だが、2015年春前後には発売したいとのこと。

ズーム全域でF2.8の開放F値とした明るい望遠ズームレンズ「HD PENTAX-D FA★ 70-200mm F2.8ED DC AW」
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他社の同等モデルと比べて望遠寄りの設計とした「HD PENTAX-D FA 150-450mm F4.5-5.6ED DC AW」
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いずれも防塵防滴構造となっており、随所に水やホコリの侵入を防ぐシーリングが施される
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(文/磯 修=日経トレンディネット)