予約殺到を受け、発売開始前に生産終了となってしまった「EXILIM EX-TR150」
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 カシオ計算機は2012年4月13日、コンパクトデジカメの新製品「EXILIM EX-TR150」(実売価格は3万円前後)の国内向け生産と販売の終了を告知した。2012年4月5日に発表した新モデルで、4月20日に販売を開始する予定だった。発売を迎える前に生産終了となるのはきわめて異例。広報担当者によると、「予想以上に事前予約が殺到し、予定の生産台数に達した。国内向けモデルの追加生産の予定はない」ためだという。


 EX-TR150は、2011年に発売された「EXILIM EX-TR100」の後継モデル。付属のタッチペンを使ってプリクラ的なデコレーションを楽しむ機能を追加したのがおもな改良点。

全体のフォルムは初代モデル「EXILIM EX-TR100」と同じながら、撮影した写真に対しデコレーションを加える機能を充実させた
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 EX-TR100は、もともと日本国内での人気は低かったが、自分撮りがきれいにできることから台湾や中国では社会現象になるほどの爆発的ヒットとなった異色のモデルだ(ヒットの背景は「カシオの不人気デジカメが台湾や中国で大ブレイクした理由」で詳しく解説している)。今回、発売前に予約完売となるほどの人気を集めたことで、日本国内でもきれいな自分撮りの需要が高まりつつあるのかもしれない。

(文/磯 修=日経トレンディネット)