セイコーエプソンは2011年2月3日、A3ノビ対応の大型インクジェットプリンター「PX-5V」を発表した。9色インクを採用したプロ&写真愛好者向けのモデルで、インク滴を2ピコリットルに微細化することで解像度を高めた。印刷速度も20%ほど高速化し、特に時間のかかる大判用紙へのプリントの時間を短縮した。予想実売価格は8万円台後半で、発売は2月下旬の予定。

写真家や写真愛好者に向けた高画質インクジェットプリンター「PX-5V」。プリントの品質や速度を向上させ、インクカートリッジの大容量化も図った(画像クリックで拡大)

 2008年6月発売の「PX-5600」の後継モデル。従来は、利用する用紙に応じて2種類のブラックインク(フォトブラック、マットブラック)を差し替える必要があったが、PX-5Vでは同時に装着できるようにして差し替えの手間を省いた。インクカートリッジは大容量タイプに変更し、インク交換の頻度を少なくできる。標準で有線LANと無線LAN機能を搭載し、複数のユーザーで共有しやすくした。前面に液晶パネルを配置し、プリンター単体でインク残量の確認ができる。色転びの少ないモノクロ印刷など、PX-5600で好評を博した特徴は継承する。

(文/磯 修=日経トレンディネット)