10月19日の深夜、フジテレビはドキュメンタリードラマ『TOKYO本音モデルズ』(10月19日、25時25分~26時25分放送)を放映する。実在の登場人物たちが、それぞれ本人役で自分たちの日常を演じるという設定だが、これまでのドキュメンタリードラマとは異なり、ドキュメンタリー部分と、再現のドラマ部分がきっちりと分かれていない。どこまでが本当で、どこからがフィクションなのか視聴者は緊張感を持って楽しめる。

 『TOKYO本音モデルズ』に本人役で出演するのは、女性ファッション誌「ViVi」の専属モデルであり、バラエティ番組でも人気のマリエと藤井リナの2人。「若い女性の間で絶大な支持を得ている2人は、日常自体がドラマにあふれており、このジャンルの主人公には最適のキャスティング」(フジテレビ編成部 企画担当)という。ファッション雑誌のようなスタイリッシュな映像に加えて、カメラにこだわり、通常のドラマとは違ったのぞき見的なテイストが味わえることが見どころだ。

 実際、テレビやラジオの収録などに走り回る彼女たちの多忙な日常だけでなく、普段カメラが入れない「東京ガールズコレクション」の舞台裏や、親友でもあり最大のライバルでもある2人の派手なぶつかり合いまでしっかりと記録されている。フィクションとノンフィクションが同時に走ることで、華やかなモデルたちの本音が垣間見える。なお、どの部分がフィクションかは番組終了時に明かされる。

 米国では、既に同ジャンルのドラマがヒットしている。その代表格が、ロサンジェルスのセレブな若者たちのリアルな恋愛模様を描いたMTVの『The Hills』。世界的にヒットし、主人公のローレン・コンラッドは、一般人の女の子から一躍スターダムに上り詰め、日本でも女性誌の表紙を飾るなど、若い女性を中心に熱烈な支持を得た。「日本でもこのジャンルに切り込みたいという思いで制作を決めた」(同企画担当)ようだ。

(文/渡貫幹彦=日経トレンディネット)