ロッテホールディングス(本社:東京都新宿区)は2008年12月29日、高級チョコレートメーカーのメリーチョコレートカムパニー(本社:東京都大田区)の全株式を取得したと発表した。買収額は非公開。メリーチョコレートが得意とする贈答用のプレミアムチョコレート分野へ本格的に進出する。

 メリーチョコレートは1952年設立で、バレンタインデー向けチョコのセールを国内で初めて行ったという。2008年8月期の売上高は約186億円、経常利益は約19億円で、贈答用チョコレートブランドとして、全国の主要百貨店・専門店に250店舗を展開。量販店1250店舗でも取り扱われている。昨年、デリバティブ(金融派生商品)運用で評価損を出し、経営立て直しを図っている。

 ロッテとメリーチョコレートは、得意とする商品・販売先が異なることから、それぞれの強みを生かして業績拡大を図る。具体的にはロッテは株式取得後も、メリーチョコレートのビジネスモデルとブランドを継承。従業員の雇用も継続させたうえで、幹部社員を派遣して経営改善を図るとしている。

(文/平城奈緒里=Infostand)

■関連情報
・ロッテホールディングスのWebサイト http://www.lotte.co.jp/
・メリーチョコレートのWebサイト http://www.mary.co.jp/