日本航空(JAL)は11月7日、2009年3月期の連結業績予想を下方修正し、営業利益見通しを前年比68.9%減の280億円とした。従来予想では同44.5%減の500億円を見込んでいた。

 世界的な景気減速で国際線のビジネス需要が夏以降伸び悩んでいるほか、観光需要は期初より低調傾向が続いている。また国内線は新幹線や新興航空会社との競争が激しくなっており、今後も売上高が当初の想定を下回って推移する見通し。

 売上高予想は前年比6.2%減の2兆930億円(従来予想は同2.1%減の2兆1840億円)。経常利益は同92.8%減の50億円(従来予想は同57.0%減の300億円)を見込む。特別損益が改善する見通しから、純利益は同23.2%減の130億円と従来予想を据え置いた。

 JALが同時に発表した2008年4―9月期の連結業績は、営業利益が前年同期比46.7%減の302億2900万円だった。売上高は同6%減の1兆735億9700万円。航空運送事業は国際線を中心に増収となったが、2008年1月に航空燃料の調達/販売子会社を売却したことや、旅行企画販売事業の減収が影響し、全体では減収となった。費用面は燃油費が前年同期に比べ約1.2倍の2510億円に増加した。

 カード使用権許諾益など特別利益428億8800万円を計上する一方、特別損失は142億2900万円にとどまり、純利益は前年同期比5倍の366億7400万円になった。

■関連情報
・日本航空のWebサイト http://www.jal.co.jp/