東芝は2月19日、HD DVD事業を終了すると発表した。HD DVDプレーヤとレコーダは新機種開発と生産を中止し、流通チャネルへの出荷を縮小して、3月末で事業を終了する。サポートとアフターサービスは当面、国内外とも継続する。パソコン、ゲーム機向けHD DVDドライブも同様に量産を終了する。HD DVD ドライブ付きノートパソコンについては今後の方針を検討中という。

 東芝がこれまで国内で出したHD DVDプレーヤは、2006年3月発売の「HD-XA1」、同年12月発売の「HD-XA2」「HD-XF2」の合計3機種。またHD DVD/ハードディスクレコーダは2006年7月発売の「RD-A1」や、「VARDIA」ブランドで2007年6月に発売した「RD-A600」「RD-A300」、同年12月に発売した「RD-A301」といった合計4機種。東芝は各機種の製造終了後、最大8年間は修理部品を保有し、従来通り修理を受け付ける。

 大手家電量販店などで取り扱っているHD DVD-Rメディアは今後、供給が減少していく見通しだが、東芝では何らかの対策を検討するとしている。新作HD DVDソフトについては映画会社などが販売するもので、東芝として販売は約束できないが、可能な限り直販サイトで取り扱うとしている。

■関連情報
・東芝のWebサイト http://www.toshiba.co.jp/