麒麟ZERO(左)とゼロナマ(右)(画像クリックで拡大)

 キリンビールとサントリーは、いずれも“糖質ゼロ”をうたった発泡酒の新商品を2008年に発売する。キリンはカロリーフリーが特徴の「麒麟ZERO(キリン・ゼロ)」を2月20日、サントリーは“本格的なうまさ”を前面に出した「ゼロナマ」を3月4日に発売する。いずれも価格はオープン。

 麒麟ZEROは、糖質を100ml当たり0.5g未満にした“糖質ゼロ”と、カロリーフリー(100ml当たり19kcal)を両立させた発泡酒。味わいと香りを引き出す独自技術で飲みごたえを増し、原料配合と発酵技術で新開発の独自製法を採用してそう快感を高めた。アルコール度数は3%。パッケージは白地にシルバーの文字で、先進的でスタイリッシュなデザイン。予想実売価格は350ml缶が152円前後、500ml缶が211円前後。

 ゼロナマは、独自技術で麦芽のうまみを増幅。欧州産ファインアロマホップと北米産アロマホップを使用し、仕込みの煮沸工程の後半段階でホップを投入する“レイトホッピング”で華やかな香りを出した。アルコール度数は4%。パッケージは白地に大きく0(ゼロ)を形取ったインパクトのあるデザイン。予想実売価格は350ml缶が152円前後、500ml缶が211円前後。

 糖質ゼロの発泡酒は、アサヒビールが2007年3月に「アサヒ スタイルフリー」を発売して先行している。11月末時点での累計販売数は729万箱で、製造拠点を2工場から3工場に拡大するなど好調だ。キリンとサントリーは、新製品でアサヒビールの追い上げを狙う。

(文/鴨沢浅葱=Infostand)

■関連情報
・キリンビールのWebサイト http://www.kirin.co.jp/
・サントリーのWebサイト http://www.suntory.co.jp/