マイクロソフトの新ゲーム機「Xbox 360」発売の興奮も冷めやらぬ2005年12月10日、カプコンはXbox 360向けの新作ゲーム「ロスト プラネット エクストリーム コンディション(ロスト プラネット)」の制作発表会を行った。メーンキャラクターは何と“ビョン様”こと韓国の人気俳優、イ・ビョンホン。発表会にも登場するというので、“ビョン様スマイル”をゲットするため東京・青山にあるXbox 360 LOUNGEに向かった。

「鬼武者」シリーズの稲船氏と“韓流スター”のコラボレーション!

 ビョン様スマイルは後でたっぷりとお届けするとして、まずは注目のゲーム内容を紹介しよう。ロスト プラネットは2006年度冬に発売予定のアクション・シューティングゲーム(価格は未定)。ゲームの舞台やストーリーは以下の通りだ。

極寒の星。大雪原と氷山の世界。

人々は自らを『雪賊』と称し、極自然環境での行動を可能にするVS(バイタルスーツ)を駆り、現住生物「エイクリッド」の脅威に怯えて暮らしていた……。

ある時、VSの中で氷漬けになった青年が、雪賊により助けだされる。その青年はわずかな記憶とをとどめるのみで、その他の記憶は全く持っていなかった。

その記憶とは、父の死の瞬間と、父を死に追いやった、エイクリッドの姿だった……

開発が進められている「ロスト プラネット」のゲーム画面。動作や表情などのディテールは今後改良されていくという
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 制作の指揮を執るのは大ヒット作品「鬼武者」シリーズや「ロックマン」シリーズなどを手がけた、カプコン常務執行役員 開発統括の稲船敬二氏。鬼武者シリーズの大ヒットでゲーム界に“サムライブーム”を巻き起こした稲船氏は、ロスト プラネット制作の抱負を述べた。

カプコン常務執行役員 開発統括の稲船敬二氏

 「SFは映画ではヒットするのですが、ゲームではなかなかありません。どうしてもSFでヒットさせたいという思いで作りました。ロスト プラネットではオンラインによるマルチプレイをふんだんに入れています。カプコンとしても、『モンスターハンター』をはじめとしてオンラインゲームに取り組んできました。今回はその“集大成”的に、マルチプレイをぜひ押していきたいと思います」

 ロスト プラネットのメーンキャラクターである「氷漬けになった青年」のモデルがイ・ビョンホン氏だ。「鬼武者」では金城武、続編の「鬼武者2」では故・松田優作、「鬼武者3」ではジャン・レノと、次々に人気俳優をメーンキャラクターに起用してきた稲船氏は、イ・ビョンホンを起用した理由をこう語った。

 「ロボットやエイリアンが出てくるため、それらを倒すだけのアクションゲームという部分に見られがちですが、かなり凝ったストーリーになっています。人間ドラマや人間の感情、葛藤などを盛り込んでいます。その人間ドラマの部分をちゃんと伝えるためには、人間の演技がきっちりと出た方が伝えやすいと思ったのです」

 「イ・ビョンホンさんはすごく演技力があり、感情などをうまく表現されます。そのパワーがあれば、このゲームがよりいいものになるのではないかと思っていたところ、イ・ビョンホンさんがゲームに興味があるという話を聞いたのです。実際にお会いしたところ、すごくゲームが好きだということだったので、それならぜひ一緒に仕事をやろうということになりました」

イ・ビョンホンを起用した「ロスト プラネット」のメーンキャラクター
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 次のページでは、いよいよ“ビョン様”が登場。制作記者発表会の模様をフォトリポートでお送りしよう。制作秘話なども必見!

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