パイオニアは11月13日、DVDの音声と映像を連携操作できるDVDプレーヤー「DVJ-X1」を発表した。DJ(ディスク・ジョッキー)用途を想定しており、2004年春に国内外で販売開始する予定。年間1万2000台の販売を目指す。価格は40万円。

 同社の既存DJ用CDプレーヤー「CDJ-1000」「CDJ-1000MK2」が備える音声操作機能をDVDプレーヤーで実現し、さらに映像の演出機能を拡充した。「DJがリミックス/DJプレイ機能を、音声のみならず映像に対しても同時に行える、世界初のDVDプレーヤー」(同社)と説明している。

 ターンテーブル型の操作ダイヤルを搭載しており、ダイヤルに手で触れることで、音声や映像を停止し、離すと再生が始まる「タッチセンサー」機能を備える。また、ダイヤルを前後に動かすことで、音声や映像のテンポを保ったまま再生速度を変更できる。このほか、DVDの映像と音声を瞬時に逆再生する機能を備えるなど、DJによる様々なパフォーマンスを可能にしたという。

 パイオニアによれば、現在ディスコやクラブでは、CDやアナログ・レコードなどを使ったDJの音声パフォーマンスに加え、音楽に合わせて映像を操作するVJ(ビデオ・ジョッキー)のパフォーマンスも広く行われているという。そこでは音声をDJが、映像をVJが担当し、連携をとりながらパフォーマンスを行うスタイルが一般的。しかし機器の機能の都合上、音声と映像との同調が難しく、また再生する映像の品質にも問題があるという。これに対し今回の製品は、音声パフォーマンスと、DVD映像を使ったVJパフォーマンスを、1台で同時に行える。

 対応するメディアは音楽CD/CD-R/CD-RW、DVD-VIDEO/DVD-R/DVD-RW(ビデオモード)。ディスクごとの様々なポイント・データをSDメモリー・カードに記憶し、再生時に呼び出す機能も備える。 消費電力は42W。外形寸法は幅348mm、高さ128mm、奥行き451mm。重さは7.3kg。

■問い合わせ先
・パイオニア カスタマーサポートセンター 電話0070-800-8181-22

■関連情報
・パイオニアのWebサイト http://www.pioneer.co.jp/