編集部お薦め

『日本でいちばん大切にしたい会社2』

坂本光司[著] あさ出版[刊] 1470円(2010年1月21日)

『日本でいちばん大切にしたい会社2』

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33万部を超えるベストセラーとなった同名著書の続編。6300社のフィールドワークで見出した、「日本一」価値ある企業を、著者が綴っていく。今回メインで紹介されているのは、その100社に絞られた候補からさらに選ばれた8社。世界の難民らに「視力」を贈る北海道の「富士メガネ」、日本でいちばん休みが多く経常利益は約40億円という岐阜県の「未来工業」など、一見すると夢のような会社が、実在し、その力を発揮しているということを知るだけでも、価値が高い。

『なぜ人は市場に踊らされるのか?』

竹中正治[著] 日本経済新聞出版社[刊] 1575円(2010年3月)

『なぜ人は市場に踊らされるのか?』

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東京三菱銀行勤務を経て、2003年~07年まで米国ワシントンに駐在、帰国後も国際通貨研究所で経済調査部長・チーフエコノミストを勤めるなど、日米の金融市場に精通する著者が、市場の変動に翻弄されないための知恵や洞察力をエッセイ風に紹介する。日本人は、経済、金融・投資の分野において「みんなそうだから」という呪縛にとらわれやすいようだ。わかりやすくもっともらしい常識に踊らされないための知力、精神を問う1冊。

『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』

ティナ・シーリグ[著] 高遠裕子[訳] 阪急コミュニケーションズ[刊] 1470円(2010年3月10日)

『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』

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『なぜ人は市場に踊らされるのか?』に通じるところもあるが、正しい懐疑精神は、ビジネスの上で必要なことだろう。「決まりきった次のステップ」とは違う一歩を踏み出ししたときに、すばらしいことは起きるという、起業家精神とイノベーションの超エキスパートである著者が「社会に出たときに知っていれば良かった」と思ったことをまとめた書。人生は何歳からでも変えられるということも、教えてくれる。

『プレイングマネジャーの教科書―結果を出すためのビジネス・コミュニケーション58の具体策』

田島弓子[著] ダイヤモンド社[刊] 1575円(2010年4月9日)

『プレイングマネジャーの教科書―結果を出すためのビジネス・コミュニケーション58の具体策』

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部下の育成・指導などを行う「マネジャー」としての役割と、売り上げに貢献する現場の「プレーヤー」としての役割を共に担うポジションであるプレイングマネジャー。中間管理職であるその立場につくと、上司の方針に従ったり部下を育てたりしながら、自らの仕事の結果も求められる。彼らのための、コミュニケーション力向上指南。元マイクロソフトの営業部長の「4つのコミュニケーション仕組み化+18の即効フレーズ」ほか、アイデア満載で勉強になる。

『龍馬「海援隊」と岩崎弥太郎「三菱商会」』

童門冬二[著] 朝日新聞出版[刊] 1575円(2010年1月8日)

『龍馬「海援隊」と岩崎弥太郎「三菱商会」』

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今、三菱グループの祖である岩崎弥太郎の生き方が注目されている。岩崎は土佐藩の地下浪人の出で、龍馬の死後、巨大商社を一代で築き上げた立志伝中の人物だ。龍馬に対しては羨望と嫉妬を抱きつつ、逆にもっとも志を継いだ人物ともいわれる。本書では岩崎の伝記に留まらない、岩崎弥太郎論・三菱論を展開し、現代にも通じる仕事哲学・ビジネス術を弥太郎の生き方から論じている。

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