(文=太田 憲一郎)

2010年3月に発売されたソフトバンクモバイルの「943SH」にスピンぐるログカレンダーを搭載した(画像クリックで拡大)

 シャープが提案する新しい携帯電話機のユーザーインターフェース(UI)が進化している。

 ソフトバンクモバイルの携帯電話機「943SH」に、シャープは新たなU「Iスピンぐるログカレンダー」(以下、ログカレンダー)を搭載した。ログカレンダーは、携帯電話機によって送受信したメールや撮影した写真、通話などの操作履歴を時系列に閲覧できるUIである。

 日々のスケジュールとともに、どんな場所へ出かけたか、誰とどんなやり取りをしたかといった行動や通信の履歴が、見やすいチャート形式で簡単に閲覧でき、過去から現在に至るまでの記録を簡単に把握できるのが特徴だ。

 こうしたデータや履歴は、もともと携帯電話機の中に記録されていた内容である。しかし、これらの情報を時間軸に並べ直して一元管理するという機能はこれまで携帯電話機に搭載されていなかった。肌身離さず持ち歩く携帯電話機には、毎日の行動に関する多くの情報が保存されている。そうした情報へアクセスしやすくするUIによって、携帯電話機が備えている個人の生活履歴を詳細に記録するメディアとしての役割が見直される可能性が出てきた。