誕生日プレゼントの“青い自転車”

 話はサイクリングイベントに戻りますが・・・。トークショーのテーマは自転車の魅力や楽しみ方。自転車に乗り始めたきっかけや乗っている時に注意していることなどなどでした。改めて自分と自転車の関係について考えさせられました。

 私は5歳の誕生日に両親に“青い自転車”をプレゼントされ、それまでは補助輪付きの自転車でしたが、この青い自転車は補助輪がついていませんでした。

 最初は転ぶのが怖くて中々乗る勇気がありませんでしたが、とある時、一人で当時住んでいたニュージャージーにある家の前の坂道で乗ってみたら、意外に簡単に乗れたのです。その時の感覚は今でも鮮明に覚えています。初めて一人で自転車に乗れた時の喜び、自分が少しだけ大人になった気分でした。

 それからは通学や友達のお家に遊びに行く移動の手段でした。歩くよりは速いし、いちいち両親に送ってもらわなくてもいい、そして何より自分の世界が広がりました。