「ミルキーゴールド“萌えプリン”」2300円。105g×6個。人気イラストレーター西又葵氏による美少女イラストのパッケージと同柄のコースターも1枚ついてくる。同柄のマウスパッド付き3200円もあり。賞味期間は常温で180日間(画像クリックで拡大)

 乳製品を使った土産菓子が星の数ほどある北海道だが、一風変わった販売戦略が功を奏してヒットしているのが青華堂(北海道長万部町)の「ミルキーゴールド“萌えプリン”」。

 リッチな風味で型崩れしにくいことからある時「トーストに塗ってもおいしい」という感想が届いた。半信半疑でスタッフが試食したところ「これはあり!」と納得。「パンに塗ってもおいしいプリン」をキャッチフレーズにしたところ、マスコミでも話題を呼び、売り上げがぐんと伸びた。そこで同社では「新しいチャレンジで、さらにこの商品の魅力を多くの人に知ってもらいたい」と北海道土産路線を転換。たまたま同時期にあきたこまちが萌えキャラのパッケージで大ヒット中だったことから、担当者が秋葉原のメイドカフェなどを訪ね、人気の萌えキャラの研究を重ねた。

 そして「電撃G's magazine」などで活躍中のイラストレーター西又葵氏によるパッケージを完成させ、2009年9月「ミルキーゴールド“萌えプリン”」として新発売。マスコミで取り上げられるたびに1000件を超す注文が殺到し、販売サイトがダウンするほどの人気だ。同社企画担当の佐藤健次郎氏は「パンにプリンを塗る新しいスタイルを定着させるとともに、北海道にも萌え文化を根付かせたい」と意欲を語っている。

(文/桑原恵美子)