「超・怖い話ガム」42円。コーラ味のチューインガムに、イラスト付き怖い話の袋とじシート1枚入り。怪談は全部で18種類。(画像クリックで拡大)

 子供向けのお菓子のおまけといえばキャラクターものが主流だが、この夏ヒットしたのが、袋とじの怪談をおまけにつけたガム「超・怖い話ガム」(トップ製菓)。6月末の発売からわずか1カ月半で約70万個を売り上げ、同社で販売中の50以上のアイテムの中でもトップ3に躍り出た。「キャラクターものではこういう例はあるが、オリジナル商品でこれだけ売れるのは珍しい」と同社でも驚いている。

 怖い話が途中まで書かれたシートが1枚入っていて、袋とじを開くとその結末が読めるという仕組み。コアターゲットが小学生なので、極端に怖すぎないように加減をしなければならない点に苦労した。「死ぬ」「殺す」などの言葉はできるだけ使わず、極端に残酷な描写も避けているが、それでも子供には大人気。さらに同社でのリサーチの結果、子供は大人と違って季節感に関係なく怪談が好きなことがわかった。怪談シーズンである夏が終わった後もさらに商品を強化していきたい考えだ。

(文/桑原恵美子)