胸の発育が早まっている思春期の女の子に向け、ブラ導入世代への戦略強化として「10歳からのブラ提案」に取り組むワコール。最近は小中学生用ブラジャーにも「色」や「サイズ」のニーズに変化が見られる。「Aカップ」の需要は減少気味だ。初経を迎えたのを機に「ブラジャーも必要かな」と買いに来る時点で、販売員が採寸するとすでにBカップ以上の傾向が目立つという。子どものブラに見る変化、オトナのブラとの違いを確認しておこう。

※本記事は、「10歳からのブラ提案」に取り組むワコールに取材した子ども用ブラジャーシリーズの最終回。「オトナの体へと成長する女の子、『初めてのブラ』はいつが適切なのか?」「“バスト発育の法則”で3段階に分けた『成長期専用ブラジャー』とは?」の続きです。ぜひあわせてご覧ください。

昔は“下着らしい白”だけだったが、最近は「カラー」の人気が高まる

 小中学生用ブラジャーにも最近は変化が見られる。その1つは「色のバリエーション」へのニーズだ。「着け始めのブラジャーというと昔は白一辺倒でしたが、昨年カラーバリエを打ち出したところ、予想以上に好評です」(広報担当の福岡智亜紀さん)。機能のみならず「見た目もかわいい」ファッション要素が子どものブラにも浸透してきた。

 ちなみに子ども時代を卒業して“若い女性”と呼ばれる年齢になると、“下着の洋服感覚”や“下着のアウター化”は今やフツーである(取材記事「夏はチラ見せ大流行か? 銀座で売れる“ガールズ系ブラセット”」、「納得しない下着だと早く帰りたくなる“今どき”のOL」)。

「昔の子ども用ブラは白一辺倒だった」の例。これはステップ1のブラ(画像提供:ワコール)
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カラーの種類が増え、“下着っぽくない”子ども用ブラジャーの例。これはステップ2のブラ(画像提供:ワコール)
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かわいい柄入り、ステップ3のブラジャー例(画像提供:ワコール)
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最近は子ども用ブラも「見た目がかわいい」が人気。カラーや柄入りのバリエーションに広がりが見られる
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