2015年9月2日~4日まで東京ビッグサイトで行われた「第80回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2015」。新製品には便利、快適といった要素も重要だが、ちょっとだけ楽しくなる、くすっと笑える、そういったものこそギフト商品の醍醐味だ。楽しくすることに知恵を傾けるのはとても正しいことのように思える。2回目はそんな“楽しむ”ことにこだわった製品をレポートする。

絵本が3Dアートに変身!

青幻舎「360° BOOK 富士山」2500円(11月発売予定)
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 青幻舎の「360° BOOK 富士山」(11月発売予定)は、飛び出す絵本とは違った形で立体を出現させる本。本を開いたら、そのままぐるりと最後のページまで開いて最初のページと合わせて机の上などに立てると、そこに富士山が現れるという仕掛けだ。

 これは、本というフレームの中に富士山がすっぽりと入っているようで、その箱庭感が良い。また、富士山のかたわらに太陽がぽっかり浮かんでいるように見えて良い風情なのだ。もともとは、東京と台北を拠点にする建築・デザイン集団「noiz architects」の一員である建築家の大野友資氏が製作していた作品を商品化したものだけあって、その完成度はとても高い。富士山の他に、見る角度を変えると物語が進む「白雪姫」も発売される。

開くと、富士山が立ち上がる。雲や太陽の配置やデザインの良さにも注目したい
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