コンビニで密かに売れている商品、あるいは注目の新製品を紹介するこの連載。今回はローソンの2015年版のおでんを紹介しよう。

 寒い日にコンビニに立ち寄ると、ついついおでんに手が伸びる。今やコンビニのおでんは、冬の風物詩と言っても過言ではないのだ。そんな中、8月11日からローソンが早くも2015年版のおでんの販売を開始した。

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8月に発売するにはワケがある

 冬に人気のおでんだが、昨今のコンビニでは一年中販売されていたり、遅くても8月中に販売が開始される。いくらおでんがおいしいと言っても8月はまだ暑い。さすがに買う人はまだ少ないのではないか。では、なぜコンビニは8月におでんを販売するのだろう?

ローソン カウンター商品部 金井友香氏。地域に根付いた商品を提供したいと思い、今年は6種類のつゆを開発したと話す
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 その理由について、ローソンの商品部 金井氏は、「お盆を過ぎると、朝晩はだいぶ気温が下がるようになります。前日よりも気温が下がると、体感温度も低下し、温かいものを食べたくなると言われています」と話す。どうやら実際の気温ではなく、“前日と比べてどうか”ということが人の寒暖の判断基準になっているらしい。となれば、これから涼しくなっていくので、8月の販売が早すぎるというわけではないようだ。「最盛期は9月~11月ですが、朝夕が涼しくなる時期にかけておでんを販売しお客様への認知度を高めます」(金井氏)という狙いもあるという。

 今年のローソンのおでんは、7年ぶりに地域の嗜好に合わせた6種類のつゆを用意。関東・沖縄の基本つゆは、3種類の削り方(荒削り・薄削り・粗砕き)の焼津産かつお節を、追いがつお製法で段階的に抽出。かつお節の力強い旨味と華やかな風味を持つ一番だしに、北海道産昆布のだしを加えているという。この基本つゆをベースに、北海道・東北は煮干し、中部はむろあじ節、近畿は牛と鶏、中四国は牛と鶏と煮干し、九州地方は牛と鶏とあごだしをそれぞれ加えている。「化学調味料を使用していないので、だし本来の自然な味わいが楽しめます」(金井氏)とも。

 ローソンでは、おでんの主なターゲットおよび購買層は「20~40代の男女」(金井氏)とのこと。8月11日からの1週間の販売実績は、「前年を上回るペースで好評」(金井氏)だとか。やはりつゆがおいしく、好みの味になっているからだろうか?

「ローソンファーム 大根」
ローソンファームで栽培から加工まで管理した大根。つゆがしっかり染み込んだ1番人気の具材。税込み価格77円
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「ヨード卵・光 玉子」
特別に開発された白い殻の「ヨード卵・光」を使用。コクのある黄身とプリッとした食感の白身が特徴。税込み価格93円
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「国産こんにゃく粉の白滝」
今年から国産のこんにゃく粉を使用。切れ目を入れることでつゆを染み込みやすくしている。税込み価格80円
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「国産もち米使用餅入巾着」
今年から国産のもち米粉を使用。煮崩れしにくい国産もち米を100%使用した餅を油揚げで包んでいる。税込み価格135円
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「ぼんじり串」
今年の新商品。脂ののったぼんじりに薄くタレをつけて味付けしている。おつまみとしても楽しめる。税込み価格135円
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「炭火焼鶏もも串」
今年の新商品。炭火で焼き上げた鶏のもも肉につゆがしっかり染み込んでいる。香ばしさも魅力。税込み価格113円
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「山芋入りふんわり揚げ」
今年の新商品。白身魚と山芋のすりみを混ぜて揚げている。ふんわりとした食感が楽しめる。税込み価格103円
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「ごつごつ牛(牛すじ入り)」
牛挽き肉と粗挽きにした牛すじに、ペッパーを加えている。牛肉の旨みと食感が味わえる。9月15日発売。数量限定。税込み価格125円
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「ヨード卵・光 大きいだし巻たまご」
ローソンの人気おでん具材のだし巻きたまごを、食べ応えのある約1.5倍にサイズアップ。10月20日発売。数量限定。税込み価格150円
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「ローソンファーム 厚い大根」
人気の「ローソンファーム 大根」を厚さ約2倍に。厚みがありながら中まで味がよく染みている。11月17日発売。数量限定。税込み価格130円
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