今やブームを通り越して定番になったコンビニコーヒー。低価格でコーヒーチェーンと競える味わいを実現しており、気軽にいつでもどこでも飲めることから好評を得ている。最近はホットコーヒーとアイスコーヒーだけでなく、カフェラテやフラペチーノなどメニューも増えてきた。またコーヒーと一緒に買ってもらうために、ドーナツなどコーヒーと相性の良い商品も登場。コンビニがますますカフェ化しているのだ。

 このコーヒーをはじめとするカフェメニュー、一体どこのコンビニが一番おいしいのだろうか? そこでアイスカフェラテ、ホットコーヒー、ロールケーキ、バウムクーヘンの実食テストを敢行! 今回はバウムクーヘン対決をお届けする。

ローソンだけ側面の形状が異なる

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 今回のコンビニ食品実食テストは、ひそかに人気のバウムクーヘン対決をお届けする。大手コンビニ3社のバウムクーヘンを買い集め、味香り戦略研究所による味覚分析と、食のプロによる実食テストでおいしさを徹底比較した。コーヒーとも紅茶とも相性が良く、お茶菓子として最適なバウムクーヘンで、一番おいしいのはどこのコンビニだろうか?

 実食するのは以下の3商品だ。

●セブン-イレブン「セブンプレミアム ふんわりバウムクーヘン」(116円)
●ローソン「ふんわりしっとりバウムクーヘン」(114円)
●ファミリーマート「バターバウムクーヘン」(116円)

 バウムクーヘンはドイツ生まれの焼菓子で、その作る工程から中心に穴が空いており、断面には樹木の年輪のような焼き模様が入っている。もともと円心円筒状のケーキだが、3商品とも1人分として切り分けられている。セブン-イレブンとファミリーマートは側面が平らで、昔ながらの見慣れた形状のバウムクーヘン。これに対してローソンは側面が山形になっているタイプで、本場ドイツのバウムクーヘンの形状に近い。バウムクーヘンの専門店では、この側面に凸凹のあるものが主流となっている。

 側面の形状もさることながら、側面の焼き色にも若干の違いが見られる。焼き色がもっとも濃いのはファミリーマートで、このことから香ばしく仕上げていることが分かる。ファミリーマートと大きな差はないが、次点でセブン-イレブン、ローソンと続く。

 また、3商品とも生地の黄色味が強く、しっとりしている様子が見てとれる。一昔前のバウムクーヘンの生地はパサパサしている印象が強かったが、昨今はバターがふんだんに使われ、しっとりとした食感に焼き上げているためだと思われる。黄色味に大きな違いは見られない。

 サイズはローソンが一番小ぶりで、セブン-イレブンとファミリーマートはほとんど同じ。重さも3商品でそこまで違いはないが、手のひらサイズの見た目よりもずっしりしているので食べ応えがあるのではないだろうか。

セブン-イレブン
「セブンプレミアム ふんわりバウムクーヘン」
北海道産の生クリームを使い、しっとりとした食感に仕上げたバウムクーヘン。バターと焦がしバターを組み合わせ、オレンジリキュールを加えたコクのある風味豊かな味わいが特徴。税込み価格125円
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ローソン
「ふんわりしっとりバウムクーヘン」
卵にヨード卵光、小麦粉に粒子が細かい宝笠印小麦粉を使用し、ふんわりしっとり焼き上げたバウムクーヘン。卵の風味、バターの香りが強く、ソフトで滑らかな食感に仕上げている。税込み価格123円
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ファミリーマート
「バターバウムクーヘン」
バターの風味が広がる生地をふんわりと焼き上げたバウムクーヘン。発酵バターの芳醇な香りと、しっとりとした食感が魅力。焼き色が濃く、香ばしさも感じられる作りになっている。税込み価格125円
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 形状の違い、焼き色の濃さはバウムクーヘンのおいしさに影響があるのだろうか? 早速、気になる味覚分析と実食テストの結果を見ていこう。