これぞ世界に通用するジャパニーズデザイン!

高橋修司チーフエンジニア(左)と松島久記チーフデザイナー(右)
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 ただし、チャレンジングなのがエクステリアデザインだ。

 「キーワードは“まる しかくい”。角が取れた箱のような雑貨テイストのデザインとしました」(松島久記チーフデザイナー)

 実は初代、2代目と正常進化で来たキュートデザインは今回様変わりしている。言われた通りに丸四角いエッジを持つレトロフォルムで、確かに「ぬくもりのあるカタチ」や「手作り感」が伝わってくる。

 だが、本質はそこじゃない。松島デザイナーは続けて言う。

 「3代目は今までと違ったアプローチをしています。今までは同じレトロデザインでもグリルを大きく、メッキをギラギラさせて、ある種のアンバランス感を強調していましたが、今回はピラーやホイール位置だけでなく、キャビンとボディの比率など徹底的にバランスを取りました。今回は世界に通用するジャパニーズデザインになったと思っています」

 不肖オザワはこのひと言で新型ラパンに感じていた疑問がイッキに晴れた。そう、確かに今回はある種のデフォルメ感がない。今までは妙に目が大きかったり、アタマがデカかったり、ミニカーのチョロQのようなクドさがあったがそれがない。これはこれで結構なデザイン的挑戦かもしれないのだ。

 ってなわけでオザワと一緒にチェックしていこう。

初代「アルト ラパン」
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2代目「アルト ラパン」
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