合羽橋の老舗料理道具店「飯田屋」の6代目、飯田結太氏がイマドキの料理道具を徹底比較する連載、第8回は「キャベツスライサー」。ガツガツと食べたいとんかつやコロッケ、エビフライなど揚げ物に欠かせないキャベツの千切りをプロ級のフワフワ、シャキシャキに仕上がるスライサーを徹底比較した。

おいしいキャベツの千切りとは?

「キャベツの千切り」をテーマに、スライサー、ピーラー合計6つの商品を徹底比較した
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 こんにちは!飯田結太です。今回の主役はキャベツ! キャベツっておいしいですよね。特にとんかつの横にこんもり盛られているキャベツのうまさといったらたまらないです。今回は、まさにこの、とんかつ屋で出されるキャベツの千切りをラクに作れるキャベツスライサーとピーラーを徹底的に比べてみました。

「サクサクと切れていく感触が気持ちいいですよ」と話す台所番長、飯田氏
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 包丁で千切りできるからスライサーなんていらないと思う人もいるでしょう。でも、道具があるならラクして料理をしたほうがいいですよね。料理を作り終わったらどっと疲れてしまった……ではせっかくの食事も楽しくないですから。

 野菜や果物をスライスする、カットする道具には2種類あります。それがスライサーとピーラー。違いは、スライサーは野菜や果物を手で押さえながら動かすことでスライスしていくもの。一方ピーラーは、ピーラー自体を動かして野菜や果物をスライスしていく道具です。この違いが何に関わってくるのかというと、大量に作るかどうか。キャベツの千切りのようにある程度たくさんの量を作りたいのなら、スライサーのほうが断然早いのです!

 主にキャベツの千切り用としてスライサーを選ぶなら、ワイドタイプがおすすめです。これは、別名、キャベツスライサーと呼ばれるほど、キャベツにぴったり。キャベツ一玉を2分の1、または4分の1ぐらいにカットしたものがそのままスライスできるように、刃のついている部分の幅が広めに作られているんです。

 スライサーの便利なところは、最後までキャベツの千切りの太さが一定ということ。キャベツの千切りって、歯ごたえが命(と私は思います!)ですよね。細ければ細いほどシャキシャキ感が出ます。太くなるとボソボソ、ゴロゴロっとした食感になってしまう。それに、太さが一定だと食感だけではなくて、ソースやドレッシングの絡み具合も均一になってくるんです。とんかつ好きにはここが重要!!

 とんかつ屋のキャベツがモリモリ食べられるのは、太さが一定で食感が変わらないからだと思います。

 ではさっそく、とんかつ屋のキャベツを目指して、スライサー、ピーラーを徹底比較しましょう!