昔ながらのオーディオファンが多く参加している価格.comの「プリメインアンプ」カテゴリーで、ひときわ注目を集めているモデルがある。デノンが2015年1月に発売したフルデジタルアンプの「PMA-50」だ。このカテゴリーで扱われているのは昔ながらのアナログアンプが中心ということもあり、人気ランキングに上っているのは若干“枯れた”モデルも多い。そんななかで、なぜPMA-50が注目を集めているのだろうか。価格.comの口コミ掲示板から、その魅力に迫ってみたい。

DSD 5.6MHz再生に対応する“新世代フルデジタルプリメインアンプ”

 プリメインアンプカテゴリーに並ぶほとんどのモデルとの大きな違いは、PMA-50がフルデジタルアンプであるということだ。フルデジタルアンプとは、入力から増幅まですべてデジタル信号で行うアンプのこと。アナログ信号に変換するのはスピーカーに出力する直前で、それ以外はフルデジタル処理する英CSRのD級アンプ「DDFA(Direct Digital Feedback Amplifier)」を採用している。

 同軸デジタル入力1系統に光デジタル入力2系統、パソコンなどと接続してUSB DAC(USB接続のデジタル・アナログ・コンバーター)として使えるUSB入力端子を1系統備えている。それに加えてライン入力1系統(RCA端子)、バナナプラグにも対応するスピーカー出力端子を備えている。

デノンが2015年1月に発売したプリメインアンプ「PMA-50」(実勢価格5万6480円)
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「PMA-50」の背面。同軸デジタル入力×1、光デジタル入力×2、USB入力端子×1、ライン入力×1(RCA端子)などを備えている
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横置きも縦置きも可能だ
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 USB DAC機能は、SACD(Super Audio CD)のフォーマットを超えるDSD(Direct Stream Digital)方式(最大5.6MHz)と、一般的なハイレゾ音源であるリニアPCM方式(最大192kHz/24bit)の入力に対応する。さらに、スマートフォンやタブレットなどとワイヤレスで接続して楽しめるBluetooth機能も備えている。