最近、各コンビニが力を入れているレトルト総菜。ハンバーグから煮物まで、和洋さまざまな総菜が真空パックに入って販売されている。バリエーションが豊富で、温めるだけで本格的な味が楽しめることから、ご飯のおかず・お酒のおつまみに利用する人が増えている。また少量ずつパッケージングされているため、独居の方や夫婦だけでも余らせる心配がないのもうれしいところだ。

 このレトルト総菜、一体どこのコンビニが一番おいしいのだろうか? そこで今月は、人気が高い和食の定番メニュー、鮭の塩焼き、筑前煮、豚の角煮の実食テストを敢行! 今回は筑前煮対決をお届けする。

同じ筑前煮でも具材の大きさが3商品で若干異なる

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 今回のコンビニ実食テストの対象は、肉じゃがと並び家庭料理の定番と称される筑前煮だ。大手3コンビニの筑前煮を買い集め、味香り戦略研究所による味覚分析と、食のプロによる実食テストでおいしさを徹底比較した。“おふくろの味”が求められる和食総菜の筑前煮で、一番おいしいのはどこのコンビニだろうか?

 実食するのは以下の3商品。

●セブン-イレブン「セブンプレミアム 7種の具材筑前煮」(189円)
●ローソン「ローソンセレクト 7種の具材の筑前煮」(218円)
●ファミリーマート「ファミリーマートコレクション 筑前煮」(218円)

 筑前煮は九州北部地方で生まれた郷土料理で、九州地区では「がめ煮」と呼ばれ、いわゆるごった煮を指す。セブン-イレブンとローソンは、鶏肉、ごぼう、人参、蓮根、筍、椎茸、こんにゃくの7種の具材を使用。ファミリーマートだけ、この7種の具材に加えて里芋を使用しているのが特徴だ。

 見た目においては、具材の大きさが3商品で若干異なる。セブン-イレブンがもっとも大きくカットされており、次にファミリーマート、ローソンと続く。具材の切り方はどの商品も不ぞろいで、家庭で作ったような印象に仕上がっている。つゆの色はセブン-イレブンとローソンは同程度の濃さで、ファミリーマートはやや薄いように見える。ちなみに、つゆの量はローソンがもっとも多い。

 また、セブン-イレブンとローソンの内容量が170gであるのに対し、ファミリーマートは185gと少しだけ多い。しかし価格だけを見ると、セブン-イレブンはほかの2商品よりも税込み価格で約30円も安く、量だけを考えるとコストパフォーマンスに優れている。

セブン-イレブン
「セブンプレミアム 7種の具材筑前煮」
鶏肉、ごぼう、人参、蓮根、筍、椎茸、こんにゃくの7種の具材を使った筑前煮。野菜の食感を残しながら味が染み込むように煮込んでいる。内容量170g。カロリー134kcal。税込み価格204円
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ローソン
「ローソンセレクト 7種の具材の筑前煮」
鶏肉、ごぼう、人参、蓮根、筍、椎茸、こんにゃくの7種の具材をじっくり煮込んだ筑前煮。保存料、合成着色料は一切使用していない。内容量170g。カロリー124kcal。税込み価格235円
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ファミリーマート
「ファミリーマートコレクション 筑前煮」
鶏肉、ごぼう、人参、蓮根、筍、椎茸、こんにゃくに加え、里芋をプラスした8種の具材からなる筑前煮。だしの効いた味に仕上げている。内容量185g、カロリー154kcal。税込み価格235円
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 具材の大きさやつゆの色の違いはおいしさと関係があるのか? また、ファミリーマートにだけ入っている里芋は評価にどのような影響を及ぼすのだろうか? 早速、味覚分析や食のプロによる実食テストの結果を見ていこう。