バラエティ豊かな「お礼」に人気高まる

──風呂内さんも「ふるさと納税」で特産品をもらったことがあるそうですね。ふるさと納税がここにきて注目されている理由って何なのでしょう?

風呂内:ふるさと納税とは、納税すると自治体から特産品や特典などの「お礼」が届き、さらに納税したお金は寄付金控除の対象で、確定申告をすると所得税の還付や住民税の減額として年間寄付額のうち2000円を超える部分は戻ってくる、という仕組みです。

 所得に応じて上限額がありますが、限度内であればいくつの自治体に寄付をしても負担額は2000円です。例えばA町に1万円、B市に1万円、C町に5000円、D市に5000円と、合計4万円の寄付をしても、あとから3万8000円が税額還付・控除で戻ってきて、実質的に2000円の負担で各自治体からは寄付額に応じたいろいろなお礼がもらえる、ということになるわけです。

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 各自治体のお礼も充実してきていて、本当にバラエティ豊かです。野菜やフルーツ、牛肉、海産物など、都心で買うと高いものもたくさんもらえたりします。それらをまとめたポータルサイトが整備されてきたことも背景にあって、ここ2、3年で活用が徐々に広がってきていたところです。

 そして何より、2015年度から税制変更になったのが大きいですね。かなり利用しやすくなるので、これを機にますます注目度が高まるのではないでしょうか。