三洋電機からパナソニックに継承された事業のうち、パナソニックブランドに変わっても、三洋電機時代からの技術を生かして続いているものに、ICレコーダーがある。

 調査会社BCNの調べによると、三洋電機ブランドで展開していた2011年までのICレコーダー分野における三洋電機の年間シェアは第3位。2012年以降、パナソニックにブランドが変わってからも、同じく3位の位置を確保。シェアの大きな増減はない。

 それまではランキング3位までに入っていなかったパナソニックが頭角を現したのは、三洋電機の技術が引き継がれたからに違いない。では三洋電機のICレコーダーの技術はどう培われたのか。

表1:ICレコーダー シェア
年\順位(販売台数シェア) 1位 2位 3位
2014 ソニー(38.3%) オリンパス(35.6%) パナソニック(19.6%)
2013 オリンパス(45.2%) ソニー(34.9%) パナソニック(14.7%)
2012 オリンパス(41.5%) ソニー(40.5%) パナソニック(14.3%)
2011 オリンパス(42.5%) ソニー(33.2%) 三洋電機(14.8%)
2010 オリンパス(39.5%) ソニー(34.2%) 三洋電機(20.5%)
2009 オリンパス(36.2%) ソニー(35.6%) 三洋電機(20.2%)
2008 オリンパス(45.7%) ソニー(30.4%) 三洋電機(15.0%)
2007 オリンパス(39.9%) ソニー(28.9%) 三洋電機(19.8%)
2006 オリンパス(33.8%) ソニー(28.3%) 三洋電機(20.6%)
※調査会社BCNが全国の量販店のPOSデータを日次で収集・集計した「BCNランキング」に基づき集計


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