端子類が何もないからこそ美しい

 MacBookは、僕がこれまでに見てきたすべてのパソコンの中で最もデザインが良いと確信している。拡張性が……性能が……ということを抜きにして外観だけを見れば、これほど優れたモデルはないだろう。端子類が何もないからこそ美しく、パソコンとしてはミニマルデザインの究極である。

 キーボード面の造形も完璧のひと言だ。アルミの削り出しボディーにもかかわらず、言語によってキーボード部分を変えているのだ。大量生産の効率化を追求するなら、キーボード部分を別のパーツにするのが普通だ。しかし、アップルはそれを良しとしない。頭が下がるばかりである。

 細部のつくりも素晴らしく、文句を付けられる場所が1つもない。コストのかかる削り出し加工を選択することで、パーツの合わせ目も最小限になっている。

 一方、Surface Pro 3もかなり完成度は高い。とはいえ、かなり甘く見てもMacBookのデザインにはかなわない。とにかくごちゃごちゃしているのだ。

 また、細部を見ていくと完成度でも劣っている。キックスタンドの裏を見ると、うっかり高級デパートのバックヤードをのぞいてしまったようながっかり感に包まれる。アップルはこういう部分を見逃さないのだ、絶対に。

【ポイント2】 デザインと細部の完成度は?
【結論2】 ミニマルなデザイン、細部の完成度ともにMacBookの圧勝
タイプカバーを付けると、Surface Pro 3の外観は、さほどよろしくない
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MacBookは全体がほぼ金属ということもあり、高級感が素晴らしい
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Surface Pro 3のキックスタンドの裏は、見ないほうが幸せだ
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MacBookはキーボードと液晶面が干渉するのを防ぐゴムも巧妙に配置している
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