「スクフェス」に続く第2のヒットを

――今後のビジネス展開をどのように考えられていますか。

木谷氏: ビジネスの真ん中にカードゲームを置いて、スマートフォン向けゲームなどのデジタルオンラインと、プロレスや音楽などのライブエンターテインメントの三本柱でやっていきます。それをグローバル展開する方向性です。

 カードゲーム以外での新規コンテンツは音楽ものしかやらない、と言っているのですが、ガールズバンドの「BanG_Dream!(バンドリ)」というプロジェクトに期待しています。

 女子高校生がバンドを始めるという物語で、現在はマンガの連載がスタートしたところです。作中でバンドメンバーが増えていくのですが、それと同じ進み方で、声優によるバンドを結成して実際のライブを行おうという企画です(編注:4月18日に都内でファーストライブを開催予定)。

 こうしてライブ会場に行ったら、音楽も映像もゲームも全部がスマートフォンでそろうようにしたいのです。

「Bang_Dream!(バンドリ)」
現在、イラスト・コミックが「月刊ブシロード」で連載中。ライブの開催など、キャラクターとキャスト(声優)がバンドとともに成長していくというコンセプトのプロジェクト
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illust:ひと和
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――最近の声優は声だけでなくて、かわいさも求められますが、バンドも結成するとは(笑)。声優が担う役割は大きくなる一方ですね。

木谷氏: このプロジェクトを何から始めたかというと、楽器を弾ける声優を集めることからだったんです。だから声優の担う役割は大きいですよ。

 アニメは話題作りの手段として、ゲームアプリは利益を出す手段として一番有効。化けると安定してビジネスに貢献するのが音楽。なぜかというと権利関係が守られているから。ライブを含めて、これらをどう組み合わせていくかがポイントですね。

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――最後に2015年度の目標を教えてください。

木谷氏: ゲーム分野では「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」に続く第2のヒットを出すことですね。

 直近では、「爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆ワールドランナー」のリリースが控えています。そのほかにも、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 炎のカスカベランナー!!」に続く新たな子供向け版権ものも準備しています。新規タイトルの「しろくろジョーカー」も、戦国城下町シミュレーションというオリジナルのジャンルを確立していて、ユーザー数がずいぶん伸びています。

 でも、第2のヒットの最有力候補は先ほどのガールズバンドもの「BanG_Dream!(バンドリ)」だと見込んでいます。期待していてください。

――ありがとうございました。

「爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆ワールドランナー」(iOS/Android、2015年春配信開始予定)
(C)こしたてつひろ/小学館・ShoPro
(C)こしたてつひろ/小学館
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※ミニ四駆は株式会社タミヤの登録商標です
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「しろくろジョーカー」(iOS/Android、配信中)
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(構成/秦和俊、写真/稲垣純也)