やっぱりサメ皮はスゴイ!

 ワサビおろしといえば、昔から使われているのが、サメの皮を木製の台に貼り付けたサメ皮おろし器。板鰓(バンザイ)類とよばれる種類のカスザメや本ザメなどの皮を使って作られています。江戸時代に宮大工が木の表面を加工するときにサメ皮を使っていて、それをヒントに料理人がワサビを細かくすりおろす道具として使うようになったと言われているんです。サメの肌はザラザラしていて、人間の歯と同じエナメル質でできているので、まさにおろし器に最適ですよね。昔の人の発想はスゴイ!

 サメ皮おろし器でワサビをすると、とってもクリーミーなワサビおろしができます。おろし始めるとすぐに香りがしてきて、まろやかさも格別! これを刺身に添えて食べると、ワサビが口の中でとろけるよう。そして、面白いことに、香りがまず鼻から抜けて、最初は甘く、その後にだんだん辛味が追いついてくるような味わいになります。クリーミーなワサビおろしなら、これに勝るものはないですね!!

空気を含んでクリーミーなワサビおろしができた
[画像のクリックで拡大表示]

 サメ皮おろし器は、使用後の手間で長持ちするかどうかが変わりますのでご注意を。まず、使用後はすぐに水で(お湯は厳禁)さーっと汚れを落としましょう。洗剤は使いません。そして、洗濯ばさみに挟むなどして乾かします。土台が木製なので、水を吸うとしなり、サメ皮と土台との接着部分がはがれやすくなってしまうので、このひと手間は忘れずに。

サメ皮おろし 大サイズ 1,280円+税(飯田屋店頭価格)
[画像のクリックで拡大表示]