2014年12月22日にホンダNシリーズ第5弾となる「N-BOXスラッシュ」が発売された。価格は税込みで138万~193.94万円と最近高めの軽の中でも高いが、兄弟車以上に個性的で、しかも月販計画台数の2500台を大きく上回る販売台数となっている。いったいなぜ売れているのだろうか?

【コンセプト】止まらない軽自動車の“味わい進化”

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 「2015年の大胆予想!」でも書いたが、今年というか2014年末あたりから止まらないのが軽自動車の“味わい進化”だ。それもハイテクとかデザイン以上に本質的な走り味の進化であり、質感の進化にびっくりする。いうなれば軽の“プレミアムモルツ化”であり、どれも軽とは思えないほどウマいんだからやんなっちゃう。

 なかでも不肖オザワが驚いたのはホンダ「N-BOXスラッシュ」。Nシリーズが発表された2011年の東京モーターショーでは、確か「N-BOX」「N-BOX+」「N-ONE」「N-WGN」の4車種しか公表されてなかったから、これは後出しの後付け。実際、Nシリーズ開発のボス、浅木泰昭氏曰く

 「きっかけは若いデザイナーが遊びで描いたスケッチです。最初はホントに作るなんて思ってもみなかったですけどね(笑)」というからクルマ開発は面白い。やっぱ勢いってあるものなんですねぇ。

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