エレクトロラックスが2004年に発売したスティックタイプの「エルゴラピードシリーズ」を皮切りに注目され始めたコードレス掃除機市場が、このところさらに盛り上がりを見せている。2011年2月にダイソンがロングノズルを付属したハンディータイプ「Dyson Digital Slim DC35」を発売したことで、自立する「スティックタイプ」とロングノズルを備えた「ハンディータイプ」の2大勢力に分かれて各社がしのぎを削っている。特にここ1~2年で国内メーカーが続々と参入しており、選択肢が一気に増えてきた。機能や価格、使い勝手などでコードレス掃除機が選べるのはユーザーにとってうれしい限りだ。

 価格.comの「掃除機」カテゴリーではキャニスター型掃除機からコードレス掃除機、ロボット掃除機やふとん掃除機までカバーているが、売れ筋ランキングの上位にはコードレスタイプが多くランクインしている。ダイソンの「DC61 モーターヘッド」が長らく1位の座を守っていたが、その他に注目したいのが同じくダイソンの最新コードレス掃除機「Dyson Fluffy DC74 モーターヘッド」だ。原稿執筆時点で、DC74は売れ筋ランキングの3位に付けていた。

ダイソンが2014年10月に発売した「Dyson Fluffy DC74 モーターヘッド」(家電量販店の実勢価格は6万7710円)
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 では、Dyson Fluffy DC74の魅力はどこにあるのだろうか。価格.comの口コミ情報から探っていくことにしよう。

DC62からの進化ポイントは?

 まず気になるのは、従来モデル「DC62」からの進化ポイントだろう。「DC62との違い」というスレッドでは、「掃除機本体の改良を期待しましたが、仕様で確認するかぎりDC62のモーターヘッド部分が変わっただけのようですね。ソフトブラシは魅力ですが……すぐに汚れそう。買い換えた方おられないでしょうか?」という質問が上がっていた。モーターヘッドのみの変更であれば、それほど大きな進化はしていないのではないかというものだ。

Dyson Fluffy DC74 モーターヘッドの価格推移。最安価格は発売当初から1万円ほど下がっている
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 これに対し、いくつかの意見が上がっていたので紹介しよう。

 「ダイソンにしたらかなりの変更だったと思いますよ。代々のダイソンの最大の突っ込まれどころが、『米粒が吸えない』だったので、それに真っ向から向き合って改良した感じです」

「DC62からの乗り換えです。凄いの一言です。吸い込み力はDC62以上で、壁際の猫砂も楽々吸ってくれます。ここまでヘッドが変わっただけで変わるとは、おどろきです」

 さらに「平面の吸引力の強さはどちらがある感じでしょうか?(特にじゅうたん奥のゴミの吸引力です)」という質問も寄せられていた。

 「フロアやカーペットは特にいたんでくる感じはしないですね、DC74のローラー部分はとても柔らかいので、触ると気持ちが良いぐらいで傷が付く感じはしないですね。気になると言えば吸い付きが良いので若干重たく感じます。吸ってるなと感じる程度ですが、強モードだとちょっと重いとかなと感じました」

 「ヘッドの畳への負担」というスレッドでは、DC62の口コミ掲示板に寄せられていた「畳のイ草をいためますしフロアーのワックスも所々剥がれて傷がつきます」という情報からの改良はなされているのかという質問が上がっていた。

 DC62とDC74のどちらも所有しているというユーザーは「DC62を使っていたフローリングはワックスが多少はげたようになった部分がありましたが、DC74ではそういう状態は見られません。和室の畳用にはDC74のナイロンヘッドの方が良いのではないかと思います」と語っていた。