前回はダイソンの加湿器「Hygienic Mist AM10」の使い勝手や電気代等をご紹介しました。今回は気になる「お手入れ」を中心にご紹介します。

加湿器はお手入れが重要。ダイソンの加湿器は簡単にできるかな?
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お手入れが面倒な「フィルター」がない

 給水はほぼ毎日、メンテナンスも定期的に行わなければならない加湿器。手間がかかる家電なだけに、購入後のメンテナンスが気になるところだ。水を扱うものは、お手入れをきちんとしなければ、雑菌や微生物が繁殖しやすいので、加湿能力やデザインだけでなく、メンテナンス方法をチェックしてから購入する方も増えている。

 お手入れの方法や頻度は製品によってさまざまだ。どんなに加湿能力が高くても、日々のお手入れが大変な加湿器は、結局使わなくなってしまう。AM10は独創的なデザインで掃除方法が想像しにくいせいか、Googleの検索でも「ダイソン 加湿器」と入力すると、「手入れ」というキーワードが検索候補の上位に表示されている。

 AM10は強力な紫外線(UV-C)を照射することで、水中に潜むバクテリアを99.9%除菌してくれるという。水そのものはキレイにしてくれるので安心だが、メンテナンスフリーというわけではない。取扱説明書にはやはり、お手入れは“必ず”行ってくださいと記載されている。

 AM10の特徴は、加湿器の中で洗うのが一番憂鬱なフィルターがないことだ。スポンジやプリーツ状のフィルターは、ドロッとした汚れがこびりついてしまい、カルキでガビガビになってしまうこともある。我が家で使用している、空気清浄機兼気化式加湿器は「一カ月に一度の掃除をすること」とあったが、実際に一カ月使用して中を見ると、フィルターがカルキだらけになっていた。さらに、下の方にはドロッとしたぬめりも見えていてゾッ……。

こちらはダイソンではなく、別のメーカーの気化式加湿器のフィルター。びっしりとカルキがーついている! プリーツの隙間に入り込んでしまい、洗うのにものすごく時間がかかりました。乾燥がひどいときは、マメに手入れしないとダメですね!
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 こんな風にカルキだらけになったり、嫌なニオイがしたり、ヌメッとしてしまったフィルターは、さわるのも憂鬱だ。しかし、AM10はこうしたフィルターのお手入れをする必要がない。フィルター自体がないから、部品だけ外して、基本的に「クエン酸水溶液で漬置き」するだけでいい。