セーラー「プロフィット21」

セーラー「プロフィット21」(2万円)
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 「プロフィット21」はセーラー万年筆の代表的なシリーズで、何といっても21金を使った柔らかいペン先が特徴だ。

 ペン先があらゆる角度にスムーズに動く感覚が心地良く、「万年筆の書きやすさとはこういうことなのか」と納得してしまうほど。大きくてしなるペン先からくる柔らかさと、21金のペン先によるタッチの柔らかさがそれぞれ違う手応えで、繊細なタッチが手軽に味わえるのも、この万年筆の魅力だろう。

 デザインは万年筆らしいオーソドックスなもの。キャップもネジ式で、コンバーターが付属していて、ボトルインクも使える。このあたりの仕様も万年筆としてオーソドックスなものだが、「昔ながらの国産万年筆らしい仕様とデザインが今のユーザーにも好評」とカキモリの広瀬さん。クラシカルなデザインも万年筆を持つ喜びの一つかもしれない。

 ペン先は、極細、細字、中細、中字、太字、ズーム(角度によって線の太さが変えられる特殊なペン先)から選べる。また、このプロフィット21のペン先をセーラー独自の日本語を美しく書くためのペン先「長刀研ぎ」に替えたバージョンもの(2万5000円)もあるので、ペン先にこだわりたい方は試してみてほしい。日本語の複雑な描線が驚くほどスムーズに書け、筆者も初めて使ったときには本気で驚いた。

オーソドックスなデザインの万年筆。ややぽってりした軸はとても握りやすいが、手が小さい人には太く感じるかもしれない
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21金を表す21Kと、セーラー万年筆のトレードマークであるいかりのマークの刻印が付いた大きなペン先。筆のように強弱が付けやすい
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このくらい柔らかいペン先だと、中字以下の細いペン先でも柔らかいタッチで書ける
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