人口の8割がイスラム教徒のインドネシア。イスラム女子のファッションの実態はバラエティーに富んでいる。自分が信じるファッションを探求することは自己を表現する1つの手段とされているのだ。海外旅行に出かける若者が増えたことで海外ファッションへの興味も高まっているが、買える場所がまだまだ少ない。もっと手軽に購入できるようになれば、市場が拡大するだろう。

【リポート】リカ・イサック
28歳、パプア島出身でジャカルタ在住。インテリアデザイナー。家族構成はイベントオーガナイザーの父、母、弟。いつも持ち歩いているものは、iPhone、スケッチブック、ペンケース、化粧品。1カ月のおこづかいは1万5000円~2万円。主に旅行やファッションに使っている。週末は国内旅行やスポーツ観戦などをして過ごす

 はじめまして。リカです。インドネシアではインテリアデザイナーの仕事をしています。ファッション研究が大好きです。日本のみなさん、インドネシアの女の子がどんなファッションをしているか想像がつきますか? 今日はインドネシアのファッション事情を紹介したいと思います。

 インドネシアといえば、人口の8割はイスラム教の国。私自身もイスラム教徒です。イスラム女子と聞いてどんなスタイルを想像されますか? 特別なスタイルだと思われますか? 実はインドネシアはファッションに関してはとても自由なのです。「ヒジャブ」(イスラム教の女性信者が頭に着用しているスカーフ)でさえ、今はファッションの一部として楽しむようになっています。

ヒジャブファッションブロガー、ディアン(Dian Pelangi

私自身はヒジャブを被っていません。「ヒジャブを着用するときが来た」と自分で判断したときから着用するようになるのが一般的で、一生被らない女性もインドネシアにはたくさんいます。