ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏が、格安スマホの最新機種として話題を集めるエイスースの「ZenFone 5」を取り上げる。ライバルとなりそうなのはNexus 5だが、果たしてどちらが優れているのか?

 SIMフリーの格安スマートフォン人気が爆発前夜という印象だ。携帯キャリアと2年縛りの契約をしなくても手に入るのは大きい。ちゃんと使えるモデルがガンガン値下がりしており、早晩、多くの人が使い始めるだろう。特に「スマートフォンなら何でもいいや」と考えているコスト重視のユーザーには魅力的に映るはずだ。

 今回は、SIMフリースマートフォンの最新モデル、エイスースの「ZenFone 5」と、同時に登場したAndroid Wear搭載の腕時計「ZenWatch」をレビューしていく。

 5型のZenFone 5は、価格重視のSIMフリースマホだと考えるのが正解だろう。公式オンラインショップでの価格は16GBモデルで2万8944円、32GBモデルは3万2184円となっている。SIMフリースマートフォンでは定番モデルとなったNexus 5が16GBモデルで約4万円なのを考えると非常に割安だ。

 質感は価格なりで、樹脂製のボディーは高級感こそないものの、安っぽいわけでもない。今回お借りしたモデルは背面はしっとりとした塗装で、メタリックかつつや消しの赤。背面のカバーを取り外すと、SIMなどをセットできるのだが、カバー式は剛性に欠けてちょっとチープに感じることが多いものだ。Nexus 5と比べても引き分けといったところ。本体は薄く見えるが、スペック上は1cmを超えている。周辺部が薄くなっているので薄く見えるのだ。

ZenFone 5はシンプルなSIMフリースマートフォン。ライバルはNexus 5だ
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ボディーは樹脂性で、背面はつや消しながら光沢があり、しっとりとした仕上げだ
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本体はかなり薄く見えるが、実寸は1cmを超えている
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背面のパネルを外すと、SIMなどをセットできる
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